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横手市増田まんが美術館・リニューアルオープン 

1995年10月21日にオープンした「増田町まんが美術館」が『横手市増田まんが美術館』(以下、『まんが美術館』)として令和元年5月1日リニューアルオープンしました。 2017年4月よりリニューアルのため休館中ということは知っていましたが、雑事にまぎれてオープン日を見逃していました。

そんな折、リニューアルの式典に参列された剛夕先生のお嬢様から『まんが美術館』リニューアルセレモニーの詳細を記したお手紙と資料を頂戴いたしました。(式典には剛夕先生の奥様も参列。)

『まんが美術館』についてはサイトをご覧いただくとして、一番すごいと思ったことは「原画所蔵枚数日本一」というところです。 <読者と作者が、原画で向き合う>という惹句に納得です。 そして「マンガ原画の収蔵」とその「アーカイブ化」に真正面から取り組んでおられるのが名誉館長でもある矢口高雄先生です。 

「マンガ原稿」の散逸や劣化を防ぐためにく里中満智子先生をはじめとして大勢の先生方が大変な努力をされているということは知っていましたが、どうやって形になるのか風かをるには想像すらつきませんでした。

剛夕先生の原稿は奥様が管理されていたようですがあの膨大なページ数です。 たった数年「マンガ家」だった風かをるの原稿ですら重いし、かさばるし保管に骨が折れます。(苦笑)  お嬢様のお話ではすでに62000枚の原稿が『まんが美術館』に預けられているそうです。 美術館の中で最多の枚数で、スキャン&デジタル化には数年かかるということです。

『まんが美術館』では実際に作業の様子がガラス越しに見学できると案内されています。 また、スキャンされた原画をタブレット等で呼び出し、拡大・縮小して鑑賞したり、一話ごとに原画で漫画を読むことができる装置など展示も充実しているそうでマンガ好きにはたまらないですね。

この先、剛夕先生の企画展も予定されているとお聞きしています。 場所的には少しばかり遠いところではありますが、剛夕先生の原画に会うために、今から楽しみにしている風かをるです。

※『小島剛夕の世界』の「トップメニュー」に『横手市増田まんが美術館』のURLを貼らせていただきました。

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<読者と作者が、原画で向き合う>
横手市増田まんが美術館(YOKOTE MASUDA MANGA MUSEUM)

住所:〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字新町285
TEL:0182-45-5569
FAX:0182-45-5570
URL:manga-museum.com

【開館時間】 10:00~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】  第3火曜日(祝日の場合は翌日)
【入場料】  無料(特別企画展は有料)
【特別企画展観覧料】 詳細は『まんが美術館』でご覧ください

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閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2019/05/20 14:08 ]

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【連載第28回】小島剛夕長篇大ロマン16 春秋走馬燈 

16 春秋走馬燈

(解題)
つばめ出版発行。 本編126ページ。 昭和37(1962)年9月頃に出版された。 作者自ら「燈(ともしび)シリーズ三部作」と名付けた幕末ものの第一作。 幕末から西南戦争にかけての激動期を背景に、仇敵の間柄にもかかわらず恋に落ちてしまった男女の苦悩を描く。 大きな時代の激流に飲み込まれた恋物語はありふれた題材だが、人妻が夫の仇を愛するというこれまでのシリーズにはない大人の恋愛を描いた点が新鮮である。 この作品あたりから艶麗な画風にさらに磨きがかかってくる。

(あらすじ)
主君・石河土佐守に裏切られ恋人の雪絵を喪った曽笛辰之介は、左遷先の飛騨高山で無為な日々を送っていた。 だが、幕末風雲急を告げ、官軍が錦の御旗を押し立てて江戸へ進軍するのを聞くや、俄かに復讐の念沸き起こり、辰之介は江戸に立ち戻る。 石河を斬り殺し復讐を果たした辰之介だったが、彼の心に去来するのは虚しさだけであった。 生き甲斐を完全に失った辰之介は、石河の遺言を聞き入れ、その妻・八重を実家のある九州熊本へ送り届けることになった。 八重は驚いたことに、亡き雪絵に生き写しであった。 戊辰戦争の混乱の中、辰之介と八重は熊本への道を急ぐ。 道中、二人は仇の間柄でありながら徐々に心を通わせるようになる…。

(補足/by風かをる)
カテゴリ『長篇大ロマン』、「春秋走馬燈」参照

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【首斬り朝】表紙絵の比較 

『漫画アクション』で剛夕先生と同時期活躍されていたモンキー・パンチ先生そして【子連れ狼】をはじめとして数々の作品でコンビを組まれた小池一夫先生が亡くなられました。 遅ればせながらここに謹んで哀悼の意を表します。 
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【首斬り朝】が初めて単行本化されたのは講談社から発行された全10巻です。(昭和47~51年) 愛蔵版の表紙絵もここからの画像だと考えていたのですが・・・。 当てはまったのは第4巻(赤手の章)の表紙絵1枚と第1巻(刀哭の章)のカラー扉絵1枚の計2枚でした。 それでもどこかで見かけた構図だと思い、パソコン内の画像フォルダを探しまくりました。 ありましたよ~! 小島剛夕先生の原画展「この一枚のために」の会場で求めた額入りのカード3枚。 実物はピノコさんへ贈っていますので手元にないのですがバッチリ画像を保存していました。 (残念ながら全巻の画像を揃えることはできませんでした。)

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閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2019/04/21 14:54 ]

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【首斬り朝】 愛蔵版 全8巻 

「平成24年8月~平成25年3月」に、小池書院から発行された【首斬り朝/愛蔵版】(全8巻)を更新しました。 この本の表紙絵にも見覚えがありますので近日中に表紙絵の比較画像をアップしたいと思います。 とにもかくにもいろいろな形で剛夕作品が再発行されていて頭の中が整理しきれていない風かをるです。(汗) ※画像はサイトでご確認下さい。
閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2019/04/10 15:39 ]

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【連載第27回】小島剛夕長篇大ロマン15 小袖葛の葉 

15 小袖葛の葉

(解題)
つばめ出版発行。 本編126ページ。 昭和37(1962)年8月頃に出版された。 「恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」の歌で有名な「葛の葉狐」の伝説に基づいた作品。 人間の男と恋に落ち子供まで儲けてしまった女狐の悲恋を描く。 本が出る約三ヶ月前の昭和37年5月1日に、同じ題材を扱った映画「恋や恋なすな恋」が公開されており、小島剛夕は「やりにくかった」と読者欄「花のたより」の中で語っている。 ちなみに「恋や恋なすな恋」は、「宮本武蔵」「飢餓海峡」の内田吐夢が監督し、大川橋蔵と嵯峨美智子が主演した。

(あらすじ)
陰陽師・賀茂保憲の内弟子である安部保名は、ある日、狩人の矢を受けた老婆姿の狐を救う。 老狐の孫娘・おコンは人間の男である保名に恋心を抱くが、保名は保憲の養女・葛の葉との婚礼を控えていた。 ちょうどその頃、帝は病に臥し、相次ぐ天変地異によって人々の心に不安が絶えることはなく、各地に騒乱や飢饉が起きていた。 未曽有の国難に対処するべく、中国に渡って白道仙人から「金烏玉兎集」という陰陽道の秘巻を譲り受けろとの命令が保名に下った。 葛の葉との婚礼を延期して唐土の国に渡った保名。 彼の無事を毎日祈願する葛の葉は、ついに病に倒れ、保名の帰りを待たずして他界する。 死に目に会えなかった保名は、悲嘆の余り正気を失い、行方不明となる。 当て所もなく彷徨う保名の目の前に、死んだはずの葛の葉が現れる。 それは保名を慕う女狐・おコンが変化した姿だった。

(補足/by風かをる)
カテゴリ『長篇大ロマン』、「小袖葛の葉」参照

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【子連れ狼・全14巻】 ACTION COMICS 

本日はまた、【子連れ狼】に戻ります。  【子連れ狼】は実にいろいろな出版社から発行されています。 これは剛夕先生がまだご存命中の発行(昭和)で、発行は本家の双葉社です。 表紙左上に拝一刀と大五郎、背上に大五郎のカットが掲載されています。(全巻共通) 画像はサイトでご確認ください。
探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2019/03/27 12:55 ]

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【半蔵の門】表紙絵の比較 

先日お知らせした【半蔵の門】(KSポケッツ)と昭和55年より順次発行された【半蔵の門・全19巻】の表紙絵を比べてみました。 服部半蔵のさまざまな動きを描いたものですが、拡大、トリミングはもちろん角度を変えたり左右を反転させたりして使用しているのがわかります。 8巻が左右反転で、刀を左手で握っています。 特に違和感は感じません。 (2月10日の探求日誌でご紹介した英語版の画集も反転画像で刀を左手で握っていました。) 愛蔵版の子連れ狼の表紙絵もそうですが統一感があって迫力がある装丁になっていると思います。

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閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2019/03/14 10:35 ]
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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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