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刃・5【白魔】 

久々に探求本ゲットのお知らせです。 

刃・5【白魔】 つばめ出版 昭和34年10月頃発行されたと思われます。 まだ絵柄が丸っこく「まんが」と言う感じの絵柄です。 この作品の主人公は佐久間象山暗殺で有名な人斬り彦斎と呼ばれた「河上彦斎」です。 <長篇大ロマン【加茂川ちどり】(昭和40年)にも登場します。>

この【白魔】は後年青年誌に描きなおしています。 昭和42年9月発行のコミックmagazine掲載【白い暗殺者】と言う作品です。 コマワリも良く似ていてほぼ忠実に描きなおされています。 ただ、彦斎の恋人の扱いが二作品で大きく異なっています。 【白魔】のラストは恋人の「鈴香」(【白い暗殺者】では「お雪/うす雪」)は斬りあいを止めに入り、斬られてしまいますが、【白い暗殺者】のお雪は彦斎の帰りを待つシーンで終わっています。 参考用に【白い暗殺者】の画像も併せてアップしておきます。

『刃・5』本体の画像はサイトにてご確認下さい。

刃・5 【白魔】
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コミックmagazine 【白い暗殺者】
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【連載第31回】小島剛夕長篇大ロマン19 浪花歌行燈 

19 浪花歌行燈

(解題)
つばめ出版発行。 本編126ページ。 昭和38(1962)年1月頃に出版された。 幕末を舞台にした「燈(ともしび)シリーズ三部作」の最終作。 新撰組隊士・原田左之助を主役にした一編。 しかし、その人物設定は、史実と全く違うものである。 このお話の原田左之助は、鳥羽伏見の戦いに敗れた後、新撰組から脱走、恋人と結婚して、日清戦争後まで存命したことになっている。

(あらすじ)
原田左之助は、父の遺言を守って武士の身分を捨て、商家に奉公していた。 幕府の役人であった父は、薩摩藩の横暴により詰腹を切らされて死んだのだった。 左之助の心には薩摩藩への深い恨みが遺されていた。 奉公先の菱屋は、大坂・船場の大店だった。 一人娘のお京は左之助と恋に落ちるが、周囲の反対により二人は別れさせられる。 菱屋を追い出された左之助は、旧知の伊東甲子太郎を頼って京都・壬生の新撰組に入隊し、幕末の血生臭い風の中を突き進むことになる。

(補足/by風かをる)
カテゴリ『長篇大ロマン』、「浪花歌行燈」参照

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【連載第30回】小島剛夕長篇大ロマン18 おぼろ常夜燈 

18 おぼろ常夜燈

(解題)
つばめ出版発行。 本編129ページ。 昭和37(1962)年11月頃に出版された。 幕末を舞台にした「燈(ともしび)シリーズ三部作」の第二作。 身分違いの男女の愛が時代の荒波に翻弄され悲劇の結末を迎えるまでを描く。 二人の前に立ちはだかる数々の試練が偶然的要素の強いものばかりであるため、御都合主義的色彩の濃いストーリーに堕した感がある。 残念ながら、「小島剛夕長篇大ロマン」シリーズの中では失敗作の部類に入る作品

(あらすじ)
郡代の次男坊・小四郎と百姓の一人娘・お美乃は、身分を越えた恋に燃え、故郷の地を出奔する。 一ヵ月後、江戸に辿り着いた二人は、希望に満ちた新生活を夢見るが、運の悪いことに、ある岡っ引きの勘違いのため、捕り手に追われる羽目に陥る。 広い江戸の街中で離れ離れになった二人は、再会を果たせず、数年の月日が経つ。 時の流れはあまりにも非情で冷酷だった。 小四郎は薩摩藩に飼われる人斬りとなり、お美乃は名うての女スリとなっていた。 汚れ切った二人は、ついに再開するが…。

(補足/by風かをる)
カテゴリ『長篇大ロマン』、「おぼろ常夜燈」参照

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『土忍記』掲載・コミック乱ツインズ 

『土忍記』(再録)掲載の「コミック乱ツインズ」2冊更新しました。(サイトにてご確認ください。)
探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2019/06/03 15:56 ]

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【連載第29回】小島剛夕長篇大ロマン17 お小姓吹雪 

17 お小姓吹雪

(解題)
つばめ出版発行。 本編126ページ。 昭和37(1962)年10月頃に出版された。 織田信長のお小姓として有名な森蘭丸が主人公の絢爛豪華な戦国絵巻。 主君・信長と恩人・明智光秀の間で板挟みになる蘭丸の苦悩、光秀の娘・蓉(よう)と蘭丸の恋、信長の姪・千草の嫉妬などが描かれる。 通俗的で平凡な題材ながら、卓越した構成力で一気に読ませる。

(あらすじ)
森三左ヱ門の遺児・森蘭丸は、明智光秀のおかげで織田信長のお小姓に取り立てられる。 信長の姪・千草は、蘭丸に恋心を抱くが、蘭丸は光秀の娘・蓉と恋に落ちる。 千草は二人の関係に嫉妬し、それは信長の知るところとなる。 信長は千草を実の娘同様に溺愛し、千草と蘭丸を結婚させるつもりであった。 以前から確執のあった信長と光秀の関係はさらに悪化し、その板挟みとなって蘭丸の苦悩は増すばかりであった。 そして、ついにその時は来た…。

(補足/by風かをる)
カテゴリ『長篇大ロマン』、「お小姓吹雪」参照

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『首斬り朝』掲載・コミック魂 

『首斬り朝』(再録)掲載の「コミック魂」4冊更新しました。(サイトにてご確認ください。)
探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2019/06/01 16:17 ]

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横手市増田まんが美術館・リニューアルオープン 

1995年10月21日にオープンした「増田町まんが美術館」が『横手市増田まんが美術館』(以下、『まんが美術館』)として令和元年5月1日リニューアルオープンしました。 2017年4月よりリニューアルのため休館中ということは知っていましたが、雑事にまぎれてオープン日を見逃していました。

そんな折、リニューアルの式典に参列された剛夕先生のお嬢様から『まんが美術館』リニューアルセレモニーの詳細を記したお手紙と資料を頂戴いたしました。(式典には剛夕先生の奥様も参列。)

『まんが美術館』についてはサイトをご覧いただくとして、一番すごいと思ったことは「原画所蔵枚数日本一」というところです。 <読者と作者が、原画で向き合う>という惹句に納得です。 そして「マンガ原画の収蔵」とその「アーカイブ化」に真正面から取り組んでおられるのが名誉館長でもある矢口高雄先生です。 

「マンガ原稿」の散逸や劣化を防ぐためにく里中満智子先生をはじめとして大勢の先生方が大変な努力をされているということは知っていましたが、どうやって形になるのか風かをるには想像すらつきませんでした。

剛夕先生の原稿は奥様が管理されていたようですがあの膨大なページ数です。 たった数年「マンガ家」だった風かをるの原稿ですら重いし、かさばるし保管に骨が折れます。(苦笑)  お嬢様のお話ではすでに62000枚の原稿が『まんが美術館』に預けられているそうです。 美術館の中で最多の枚数で、スキャン&デジタル化には数年かかるということです。

『まんが美術館』では実際に作業の様子がガラス越しに見学できると案内されています。 また、スキャンされた原画をタブレット等で呼び出し、拡大・縮小して鑑賞したり、一話ごとに原画で漫画を読むことができる装置など展示も充実しているそうでマンガ好きにはたまらないですね。

この先、剛夕先生の企画展も予定されているとお聞きしています。 場所的には少しばかり遠いところではありますが、剛夕先生の原画に会うために、今から楽しみにしている風かをるです。

※『小島剛夕の世界』の「トップメニュー」に『横手市増田まんが美術館』のURLを貼らせていただきました。

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<読者と作者が、原画で向き合う>
横手市増田まんが美術館(YOKOTE MASUDA MANGA MUSEUM)

住所:〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字新町285
TEL:0182-45-5569
FAX:0182-45-5570
URL:manga-museum.com

【開館時間】 10:00~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】  第3火曜日(祝日の場合は翌日)
【入場料】  無料(特別企画展は有料)
【特別企画展観覧料】 詳細は『まんが美術館』でご覧ください

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閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2019/05/20 14:08 ]
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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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