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怪談15 【還ってきた二人】 

昭和34年9月頃の発刊と推測されます。

<怪談15>
・黒髪ざんげ(山下よしお)
・還ってきた二人(小島剛夕)25P
・呪われた宝石(サツキ貫太)
・死霊(久慈あきら)
・父をゆるせ(多摩海人)
・ラマの亡霊(古谷あきら)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談15 怪談15(口絵) 怪談15(扉絵)




上役の息子の身代りに牢に入った佐四郎だった。見返りに病に臥す父の面倒を見てもらう約束であった。しかし父の身が案じられ気の休まる日はなかった。苦しい胸のうちを同じ牢仲間の久七という若者だけが聞いてくれた。


ある日、本郷湯島から火の手が上がりたちまちの内に燃え広がった。火の手が牢に迫り、佐四郎は久七と鎖でつながれて解き放された。約束の刻限までに立ち戻れば罪一等を減じてもらえる決まりであった。父の元に駆けつけたい佐四郎は、牢奉行との約束を守り罪を減じてもらいたいという久七と争う内に誤って久七を死なせてしまう。


父が上役から見捨てられ非業の死を遂げたことを知り息子ともども上役を斬り捨てて仇を討つ佐四郎。江戸へ戻れば死罪になる。落ち延びようとする佐四郎だったが久七の亡霊に操られるように約束の場所に立ち戻っていた。


「久七を殺しました。」死を覚悟する佐四郎。しかし奉行の言葉は・・・!「何を申す。久七はそちの隣におるではないか。」佐四郎の無実を知っていた奉行は久七ともども立ち返ったことで佐四郎を放免にする。


亡霊となってまで久七が現れたわけは・・・?佐四郎を助けるためか?それともただ約束の場所に立ち戻りたいという執念だったのであろうか・・・?

怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/03/14 22:25 ]
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風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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