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【連載第28回】小島剛夕長篇大ロマン16 春秋走馬燈 

16 春秋走馬燈

(解題)
つばめ出版発行。 本編126ページ。 昭和37(1962)年9月頃に出版された。 作者自ら「燈(ともしび)シリーズ三部作」と名付けた幕末ものの第一作。 幕末から西南戦争にかけての激動期を背景に、仇敵の間柄にもかかわらず恋に落ちてしまった男女の苦悩を描く。 大きな時代の激流に飲み込まれた恋物語はありふれた題材だが、人妻が夫の仇を愛するというこれまでのシリーズにはない大人の恋愛を描いた点が新鮮である。 この作品あたりから艶麗な画風にさらに磨きがかかってくる。

(あらすじ)
主君・石河土佐守に裏切られ恋人の雪絵を喪った曽笛辰之介は、左遷先の飛騨高山で無為な日々を送っていた。 だが、幕末風雲急を告げ、官軍が錦の御旗を押し立てて江戸へ進軍するのを聞くや、俄かに復讐の念沸き起こり、辰之介は江戸に立ち戻る。 石河を斬り殺し復讐を果たした辰之介だったが、彼の心に去来するのは虚しさだけであった。 生き甲斐を完全に失った辰之介は、石河の遺言を聞き入れ、その妻・八重を実家のある九州熊本へ送り届けることになった。 八重は驚いたことに、亡き雪絵に生き写しであった。 戊辰戦争の混乱の中、辰之介と八重は熊本への道を急ぐ。 道中、二人は仇の間柄でありながら徐々に心を通わせるようになる…。

(補足/by風かをる)
カテゴリ『長篇大ロマン』、「春秋走馬燈」参照

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風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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