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週刊プレイボーイ【血の伝説】 

プレイボーイ昭和51年1月6日  血の伝説
「葉隠」より 血の伝説 原作:滝沢解 画:小島剛夕
昭和51年1月1、6日合併号 定価160円
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ヤフーオークションにてゲットしました。何回か出品されていましたが、かなり高額になって諦めた記憶があります。幸い今回は予算内で納まりました。 なお、この作品は「切り抜き」でも出品されていて入札も考えたのですが切抜きとしてはお高いかな・・・と、躊躇している内にこの商品が出品されてラッキーでした。

時代背景人物設定など明確に記されていませんが、題材は衆道(男色)を扱ったものです。戦国時代は戦場に女性を伴えなかったというような理由から小姓などそばに置く風習があったようです。



物語は説明するのにちょっと難しい筋立てになっています。 政家(政家、辻の堂などの単語から竜造寺家と推測)のお気に入りの美小姓中島山三が無骨者の百武次郎兵衛と駆け落ちを決行します。 命を賭けての道行きです。 山三は主君の寵愛厚く、次郎兵衛は妻も子もいる平侍です。 何がどうなっているのか最後まで読まないとわけがわかりません。


結局逃げ切れず刺し違えて愛を全うする二人。 山三と次郎兵衛の手と手をしっかりと握らせながら主君は家臣のものに説明を始めます。 山三と次郎兵衛は実に駆け落ちする寸前まで互いに言葉すら交わしたことの無い間柄だというのです。


しかし次郎兵衛は山三が小姓に上がってからの二年間ずっと熱いまなざしを送り続けていたのでした。 心に思って口に出さない次郎兵衛を山三が密かに恋したであろう事を主君は見抜いていたのです。 そして、山三が言い寄らなければ次郎兵衛が一生口に出さなかった恋であろうことも・・・。

「ねんごろに弔ってやれ・・・。」 主君はそういい残してその場を去ります。 その背中には耐え難い嫉妬と羨望が・・・。

探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/11 16:24 ]
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Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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