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怪談12 【白い局】 

昭和34年6月頃の発刊と推測されます。

<怪談12>
・お前も死ぬのだ(山下よしお)
・悪の精(山内かつよし)
・白い局(小島剛夕)30P
・青い色の恐怖(多摩海人)
・執念明神ケ淵(大石広計)
・のろいの西瓜(平賀とくじ)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談12 怪談12(口絵) 怪談12(扉絵)




「白い局」を恐れ、村人さえ近づかないという姥鬼ヶ谷。 そこへ若い娘に惹かれるように入り込んだ若侍が一人。 「白い局」に生気を吸い取られ今まさに命を落とそうかという時に現れた旅の六部。 怨念を避ける数珠を首から離さぬよう言い含めて若侍に渡すが、若侍は「白い局」の言いなりにその数珠を捨て去った。

「白い局」のために命を落とす若侍。 六部は「白い局」の怨念を解くべく妖気のもとをたどる。 やがて土垣一門によって滅ぼされた姥鬼家の墓を探し当て呪いの化身を成仏させる。

しかし、そのときすでに呪いは死んだはずの若侍に乗り移っていた。 若侍は土垣一門の者だった。 そのままいずこともなく立ち去る若侍。 村里には以来「白い局」は現れなくなった。 そして村人たちは風の便りに土垣一門すべての人間が死に絶えたことを知る。 

百年も昔、土垣一門に城を奪われてこの地に果てた姥鬼家の城主が死ぬ時に恨みを奥方にうつしておいた。 やがて奥方も死んだが、身体は執念の化身となり、人の生気を吸い続けて生き続けた・・・それが「白い局」と里人に恐れられたのであった。
怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/07 15:22 ]
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風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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