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怪談11 【人形の囁き】 

昭和34年5月頃の発刊と推測されます。

<怪談11>
・母の待つ家(浜慎二)
・人形の囁き(小島剛夕)30P
・虎男(山内かつよし)
・私は貝になった(山下よしお)
・祈り釘(せきりいち)
・海神は導く(古賀しんさく)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談11  怪談11(扉絵)




三代将軍家光と弟である忠長の確執を描く。忠長が桃の節句に将軍家の姫君に人形を贈った。これが世にも恐ろしい地獄人形といわれる怨念のこもった人形だった。


忠長は地獄人形を作らせれば右に出るものは無いと言われる良伯に、将軍になれなかった自身の恨みのこもったのろい人形を作るように命じたのだ。見た目に恐ろしげな地獄人形は作れても、忠長の気に入るような恨み、怨念のこもった人形がどうしても作れない良伯は苦悩する。


なかなかのろい人形を完成させない良伯に業を煮やした忠長はとんでもない手段に出た!本心から人を恨み、呪い、人から恨まれ、呪われた事がないという良伯に忠長は言い放つ。「それでは呪い、呪われたらよかろう・・・。」と。


ところで良伯にはしのぶという可愛い娘がいた。忠長はこともあろうにしのぶを檻に閉じ込め火を放つ。助けを求めるしのぶ。初めこそ狂ったように娘を救おうとする良伯だったが・・・。


忠長の思い通りののろい人形は出来上がった。しかし良伯は狂人と成り果て、将軍お抱えの人形師によって江戸城に連れてこられる。のろい人形にすがりつく良伯。そしてその人形の中には・・・!


【資料】
古典に題材をとった芥川龍之介の「地獄変」が下敷きでしょうか。

怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/06 18:41 ]
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風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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