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秋の気配 

朝晩、少しずつ涼しくなっているようです。 あの猛暑日の連続から本当に秋は来るのかしらと心配させられましたが・・・。 コンクリートだらけの都会でも虫の音が聞こえてきます。 サイトもカットを更新しました。 トップページから虫の音が聞こえます♪
閑話 | TB(0) | CM(2) [ 2013/09/10 11:04 ]
おひさしぶりです
里帰りしていた義父を東京まで送った足で只見青虫に寄ってきました
小島作品は「帰去来峠」と「修羅無常」の大作と「オール怪談」42号の「糸車」を閲覧

大作は隠密と侍に分かれた二人が死闘を繰り返すストーリーだと思っていたのですが
二人が最後まで互いに理解を持ち、元隠密の三十郎が政治の空しさを示すラストなど予想外
大格闘を思い描いていたのでいくぶん肩透かしながらさわやかな読後感でした
お胡夷がかわいそう、死なずに二人の霊を弔うという役割でもよかったような・・

「オール怪談」42号も同じ63年ですね
「糸車」のおぼろの目が大きい絵柄になっているのに、あれっと思いました
それも「小島剛夕の世界」で氷解、60年「忍法帖」の再録なんですね
小島さんの漫画絵については
58年頃の貸し本単行本では、絵物語時代より大きめながら横長の目
59~60年にかけて大きな目(幾分縦長かな)
61年からは横長の切れるような美しい目

おぼろ時代の目が好きです
そうして風さんのリストを拝見すると、61年、62年の「赤目」に掲載されたおぼろが60年に描かれた作品のような気がするのですが
これが再掲という可能性はないのでしょうか
[ 2013/09/28 09:19 ] toppy [ 編集 ]
青虫では収穫があったようで上々でしたね。 「帰去来峠」と「修羅無常」といいますと長編大ロマンの中でも中盤くらいの発行になりますか。 

古き良き時代の時代劇映画を思わせるような構図と内容ですよね。 ここでの人間模様、つまり親友同士、妹と恋仲、片方が隠密で敵味方、苦悩する・・・剛夕作品では、このような設定がいろいろと形を変えてかなり使われています。

また、この作品は「影法師(前後編)」として長編大ロマン終期に少々中身をカットして再発行された作品です。 剛夕先生をはじめ、貸本の書き手が続々と雑誌関係へ流れて行った時期に当たります。

さて、「おぼろ」についてですが、1960年初め頃から、「おぼろ」という名称を使用して『糸車』『おぼろ影』『おぼろ笛』『おぼろ舞』『おぼろ人形』など数々の作品を発表しています。 

青年誌に活躍の場を移して後、「週刊漫画アクション」で掲載された【おぼろ十忍帖】【おぼろ忍抄】などのおぼろシリーズがその集大成だったといえるかもしれません。

「おぼろ」という名前は先生の大変なお気に入りだったようです。 もれ聞くところによりますと、あまりに良い名前なので白土三平先生が使わせてほしいと頼んでも首を縦に振らなかったとか。 白土先生も独自の女忍の名前を数多く作られていますけどね。

さて、オール怪談掲載の「糸車」は「忍法帖」の再掲ですが、赤目掲載の2作品はそれ以前に収録された原本を確認していないため今のところ注釈なしにしてあります。 当時の貸本には発行年が無いものが多いのでリスト作りに苦労するところです。 貸本時代の本については他の資料などを参考にしての推測になります。

なお、剛夕先生は数多くの女性アシスタントを使っていらしたので、目の描き方も含めて微妙な線の違いなど「あれ?」と思う作品も多々あります。 特に後年は女性の目の描き方がまったく違っていてひどく驚いたことがあります。(例:武田信玄、魔街道に出てくる女性)この辺りは間違いなく女性アシスタントの手によるものでしょう。

私に時間的な余裕ができたら(いつになるか未定ですが・・・汗)先生のチーフアシスタントをしていらした西村つや子さんとお会いしていろいろとお話を伺うつもりでいます。 何か発表できることがありましたら「探究日誌」にてご紹介いたします。

私事で少々取り込み中につき、取り急ぎのお返事で失礼いたします。
[ 2013/10/01 10:44 ] 風かをる [ 編集 ]
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Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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