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【連載第15回】小島剛夕長篇大ロマン3 雨のおらんだ坂 

3 雨のおらんだ坂

(解題)
つばめ出版発行。 本編135ページ。 昭和36(1961)年6月頃に短編誌『怪談』の増刊として出版された。 明らかに柴田錬三郎の「眠狂四郎」シリーズに影響を受けた作品。 転びバテレンの子という汚れた生い立ちに苦しむ男の悲劇を描く。 もう少しページ数があったら、主人公の懊悩にもっと踏み込めたに違いない。

(あらすじ)
転びバテレンの子としての出生を呪う千四郎は、養父を惨殺し、恋人美保を死に追いやり、数多くの人々を暗殺して、無間地獄の暗黒の中で苦しむ日々を送っていた。 ある日、旅の船の中で、千四郎は、美しい琉球娘の奈美に出会う。 彼女はキリシタンで、密かに諸国を旅しながら布教活動を行なっていた。 美保の亡霊に会った奈美は、千四郎の心の闇に光を照らそうとするのだが・・・。

(補足/by風かをる)カテゴリ『長篇大ロマン』、「雨のおらんだ坂」参照

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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長編大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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