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さらに第3便が・・・! 

信じられないことですが、T・K様より第3便が到着いたしました。 パソコンが不調ということでしばらくメールのやり取りができない状態でしたが、復活した途端、嬉しいご連絡をいただき、さきほど書籍が到着いたしました。 おかげさまで虫食い状態であったリストや画像がみるみる埋まっていきます。

また、T・K様からはリストの間違いや不備など校正もしていただきアフターケアも万全です。(喜) それにしても風かをるが一番の剛夕ファンだと自認してきましたが、その自信が少々揺らぎ始めています。 それほどT・K様のコレクションぶりはすごいものがあります!

以下、ご指摘いただいた修正個所を列挙しておきます。(さきほどサイトの更新を済ませました。)
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<「サイト」及び「探究日誌」修正の件>

・昭和42年8月号増刊 生忍群(里入り忍)→「柳」の文字追加
・昭和43年6月25日号 土忍記 小さな命→「小さな生命」に訂正
・同じく『探究日誌』2月8日付の「小さな命」も「小さな生命」に訂正
・表紙絵「柳生忍群」に「脱盟者」追加
・「里入り忍」についての風かをるの見解を追加
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また、「小さな生命」については貴重な情報もいただきました。 今後の『探究日誌』更新の折、触れたいと思います。 リストの穴が埋まっていくにしたがって、そこからまた違う方面へと枝が伸びていきます。 剛夕先生は本当に数多くの作品を残されていますのですべてをまとめることは至難の業です。

それでもたくさんの方々に支えられ、一歩一歩前に進んでいる風かをるです。 今後ともサイト充実のため皆様のお力をお借りしたくよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、第3便の簡単なリストを掲載しておきます。(詳細はまた後程)

・別冊漫画アクション 6冊
・ぼくら 5冊
・コミックmagazine 1冊
・総集編(首斬り朝・長編漫画傑作集) 2冊
・他切抜き製本 製本3冊、切り抜き1部 計4部

これからしばらくはスキャンに追われます。(キャーッ!・・・嬉しい悲鳴)

閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/25 14:27 ]

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【柳生忍群】 

剛夕先生は多くの柳生関連の作品を初期の時代から発表しています。 この【柳生忍群】はその中でも一番古い作品であると推測されます。(ストーリーにおいて主であるという意味です。)この作品をもとにしてさらにストーリーに奥行きを持たせたり、逆にコミカルに扱ったりした作品が青年誌、少年誌に掲載されました。(「十兵衛の目」、「片目柳生」、「柳生陰ノ流レ」など)

この「柳生忍群」については系統だててまとめなければいけない作品です。 詳細は後日に譲るとして本日は画像のご紹介です。(後日に譲る項目が多くて申し訳ありません。) 全5巻のうち第1巻に関しては手に入れるどころか存在すらお目にかかったことが無いという幻の探求本でした。 それが今回、T・K様の蔵書の中にあったことは本当に驚きの一言です。 これで念願の全巻を通して読むことができました。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

柳生忍群1 柳生忍群・扉絵
今のところ昭和35年頃の発刊と推測しています。


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【怪談52】月の壺坂寺 

妻は夫いたわりつ、夫は妻を慕いつつ~頃は六月なかの頃ぉ~・・・突然すみません。 風かをるは小さいころよくラジオで浪曲を聞いていました。 我が家にテレビが来たのは世間よりだいぶ遅かったんですねぇ。 で、ラジオで大相撲中継や浪曲、歌舞伎中継をよく聴いていました。 もちろんダイヤルを合わせていたのは両親だと思いますが。

そういう環境だったので、耳で聴いて想像力を膨らませるという力が養われたのかもしれません。 これは本を読んで場面を頭の中で描いたりするのと同じです。 後年、漫画家になってストーリーを創ったり原稿用紙の上で絵にするという作業にずいぶんと役だったのではないかと思います。

話がだいぶ脱線しましたが、小さいころ聴いていたこの「壺坂霊験記」、小学生の低学年ではセリフの意味なんか分かっちゃいません。 でも幼心にこのセリフはとても変だと思っていました。 普通なら夫が妻をいたわって妻が夫を慕うのでは・・・。 それがもう少し長じて貸本屋さんで借りた「怪談52」の【月の壺坂寺】を読んで意味が分かったんです。 ああ、旦那さんは目が不自由だったんだと。

今はよく知りませんが、昔は漫画本が役に立つことっていっぱいありました。 漢字もことわざも格言も結構学びましたし、歌舞伎や狂言、はては能などの初歩的入門は漫画で済ませたような。(笑) もちろん正しい知識としてきちんと整理整頓して頭の中へ入ったのはさらに大きくなってからのことですが。

話を戻します。 今回は【怪談52】掲載の「月の壺坂寺」のご紹介です。 ウェブで検索すると「壺」は「壷」と出ますが、この作品は「壺」と表記されています。 昭和37年頃の作品と推測されますが、昭和41年頃に【怪談93】に再掲載されています。 【怪談52】ではカラーの口絵がついていますが【怪談93】ではカットされています。 ただし原稿は同じものを使用しています。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

怪談52 月の壺坂寺・口絵
怪談52・月の壺坂寺(昭和37年頃の発行と推測)

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怪談93 月の壺坂寺・扉
怪談93・月の壺坂寺(昭和41年頃の発行と推測)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/21 10:05 ]

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【おぼろ十忍帖】 

本日は「週刊漫画アクション」掲載の【おぼろ十忍帖】2冊のご紹介です。 週刊漫画アクションの創刊号から掲載された作品で『おぼろ』という共通の名前を持った10人の女忍の物語です。 サイトに表紙絵の部屋を作ってありますのでそちらもご参考までにご覧ください。 おかげさまで10作品すべての表紙絵が揃いました。(本日更新済み)

掲載期間は昭和42年8月10日~同11月23日までで全10話になります。 翌43年5月には全10話を収録した雑誌版「おぼろ十忍帖」(総集編)が発行されました。 また47年9月には単行本化されています。(いずれも双葉社) そして平成19年にチクマ秀版社より復刻版が発行されています。 なお、残念ながら「チクマ秀版社」現在は存在していません。

剛夕先生は貸本時代から「おぼろ」という名前を使用されていましたが、この名前に大変強い愛着を持っておられ、白土三平先生が貸してほしいと頼んだ時も首をたてに振らなかったというエピソードが残っています。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

週刊漫画アクション1967年10月19日号 おぼろ十忍帖/戦火の果てに
昭和42年10月19日号 おぼろ十忍帖【戦火の果てに】

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週刊漫画アクション1967年10月26日号 おぼろ十忍帖/埋もれ木
昭和42年10月26日号 おぼろ十忍帖【埋もれ木】


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/19 10:47 ]

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【私、だれに訴えたらいいの?】 

剛夕作品には珍しい女性週刊誌への掲載です。 1冊のみ所持していましたが、新たに2冊分の画像保存ができました。 剛夕先生のアシスタントはほとんどが女性ばかりだったとか。 そのチーフアシスタントでいらしたのが西村つや子先生です。 この作品にはどちらもスタッフとして「西村つや子」、「小倉澪子」、「城さやか」の3名がクレジットされています。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

女性自身1969年4月7日号 私、だれに訴えたらいいの?(その3)
女性自身 昭和44年4月7日号 法律入門「私、だれに訴えたらいいの?」3

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女性自身1969年4月14日 私、だれに訴えたらいいの?(最終回)
女性自身 昭和44年4月14日号 法律入門「私、だれに訴えたらいいの?」最終回


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/17 20:13 ]

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【鬼門やぐら】 

『少年キング』に3週間にわたり「前・中・後編」で掲載された作品です。(昭和41年10月23日~同年11月6日) 実はこの作品は翌42年に貸本として単行本になっています。 書き直しというよりは少し手を入れてそのまま使用した感じでしょうか。 このころはすでに貸本は衰退期に入り、貸本作家も活躍の場を青年誌や少年誌に移しつつありました。 そのため苦肉の作として貸本では再掲載という手段を使ってページを埋めていたのが実情です。

剛夕先生も例外ではなく雑誌で活躍を始めていましたが、長篇大ロマンなど人気作家であったことに加えて出版会社との結びつきも強くなかなか完全に独立というわけにはいかなかったと推測されます。 そのため再録はもちろんのこと雑誌で発表されていた作品を貸本用に手直しをして発行していたのかもしれません。

そういった作品の一つがこの【鬼門やぐら】です。 タイトルは【幽鬼の城】と改題されていますが、同じ時期に少女雑誌に掲載された【真珠の墓】はタイトルを変えていません。 参考までに【幽鬼の城】の画像もアップしておきます。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

少年キング 昭和41年10月23日号 鬼門やぐら・前編
少年キング 昭和41年10月23日号 【鬼門やぐら・前編】

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少年キング 昭和41年10月30日号 鬼門やぐら・中編
少年キング 昭和41年10月30日号 【鬼門やぐら・中編】

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少年キング 昭和41年11月6日号 鬼門やぐら 後編
少年キング 昭和41年11月6日号 【鬼門やぐら・後編】

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幽鬼の城 幽鬼の城 扉絵
怪奇大長篇(長篇大ロマン)【幽鬼の城】(昭和42年3月頃の発行と推測)


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/15 15:39 ]

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【裏切り者処断・前編】&【脱盟者】 

本日のご紹介は「コミックmagazine」掲載の『柳生忍群』シリーズから【裏切り者処断・前編】、【脱盟者】の2作品です。 サイト『小島剛夕の世界』では「柳生忍群の部屋」で表紙絵を展示していますので是非ご覧ください。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックmagazine1970年1月13日号 裏切り者処断・前編
昭和45年1月13日号 【柳生忍群・裏切者処断/前編】

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コミックmagazine1970年4月23日号 脱盟者
昭和45年4月23日号 【柳生忍群・脱盟者】


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/14 10:21 ]

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【薄墨主水地獄帖】 

本日は「コミックmagazine」掲載の【薄墨主水地獄帖】から【狂気の夜】、【蛇性の淫】2作品をご紹介します。 冒頭から話が横道にそれますが、風かをるの中で「薄墨主水」という主人公が「村雨斬之介」という主人公とかぶっていた時期がありました。 両主人公ともに姓名が題名についており「じごくちょう」と続きます。 ただし、薄墨主水は「地獄帖」であり村雨斬之介は「地獄帳」です。 音で聞けば同じですね。

浪々の身となるいきさつも壮絶な人生も両者は引けを取りません。 作品は「村雨斬之介」(ヤングコミック)が一年ほど早く始まっており、10か月ほど重なっている時期があります。 もちろん掲載誌は異なりますが、構想(思い入れ)は「薄墨主水」に引き継がれているのではないかと思います。 なお、「薄墨主水」という名前の由来については、ここ『探求日誌』でも触れています。(リンク先参照)

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックkmagazine1969年4月8日号 狂気の夜
昭和44年4月8日号 【薄墨主水地獄帖・狂気の夜】

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コミックmagazine1969年8月20日号 蛇性の淫
昭和44年8月20日号 【薄墨主水地獄帖・蛇性の淫】


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/13 10:27 ]

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『小島剛夕の世界』更新しました。 

本日、T・K様よりお借りしていた蔵書、第二便分の更新が終わりました。 今回は新しい部屋の増築が間に合いませんでしたが、ただいま、整理中ですので後日の更新をお楽しみにお待ちください。

以下に今回の更新分を記載しておきます。 なお、第一便のご紹介が済みましたら、ここ『探求日誌』で第二便につきましても作品ごとにご紹介していく予定です。

<2014年2月12日更新分>
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※おもしろブック 時代痛快絵物語「はやぶさ剣士」
※おもしろブック 少年探偵団物語「マライの短剣(クリス)」
※少年クラブ 「どくろ屋敷の吸血鬼」柴笛太郎捕物帳
※女性自身 「私、だれに訴えたらいいの?」その3
※女性自身 「私、だれに訴えたらいいの?」最終回
※週刊漫画アクション おぼろ十忍帖「戦火の果て」
※週刊漫画アクション おぼろ十忍帖「埋もれ木」
※週刊漫画アクション 孤剣の狼「孤狼の牙」
※週刊漫画アクション 孤剣の狼「死の砦」
※漫画ゴラクdokuhon 剣豪秘話「破邪二刀流」
※漫画ゴラクdokuhon 剣豪秘話「二人の用心棒」
※漫画ゴラクdokuhon 剣豪秘話「相討ち」
※漫画ゴラクdokuhon 剣豪秘話「剣翳りて」
※漫画ゴラクdokuhon 剣豪秘話「柳生の狼」
※漫画ゴラクdokuhon 剣豪秘話「無刀取り」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「影を斬る太刀」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「水鳥の太刀」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「凶刃」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「奥義無惨」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「士魂」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「鬼啾の剣」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「虚像」
※漫画ゴラクdokuhon 剣鬼がゆく「小次郎とその弟子」
※貸本『怪談52』月の壺坂寺
※貸本『柳生忍群1』
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閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/12 11:15 ]

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【陰に棲むもの】について 

2月4日の『探求日誌』で【陰に棲む者】(コミックmagazine/S43・8・13)をご紹介しました。 そして「忍法秘話」掲載の同タイトル【陰に棲む者】とはストーリーが違っているということを掲載しています。 少し話が横道にそれますが、忘れないように追記しておきたいと思います。

「忍法秘話」掲載の【陰に棲む者】の内容はほぼ変えずに、再掲載されている雑誌の発見です。 作品の整理の中で偶然見つけたのですが、昭和44年7月17日号の「週刊漫画アクション」に巻頭掲載された【武蔵転生記・土の叫び】です。

抜け忍だった主人公を宮本武蔵に置き換え、導入部を膨らませていますが、流れは同じです。 参考のため画像をアップしておきます。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

週刊漫画アクション1969年7月17日号 土の叫び


閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/10 11:01 ]

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【帰らざる地】&【追跡者】 

外は大雪です!(東京にとっては…です。)いやあ、このまま降り続けたら大変な積雪になりそうです。 お店は開店休業状態なので『探求日誌』の更新に励んでいます。(笑)

さて、本日は少々順番を入れ替えて「土忍記」2作品をご紹介します。 どちらも「土忍記2/S53.6.10/双葉社」に再録されています。 そして【追跡者】が土忍記シリーズの最終回になります。 抜け忍の厳しい掟から逃れながら生死の境をさまようような命のやりとりの続くストーリーの中でちょっとだけ遊び心をちりばめた作品になっています。

コミックmagazineに掲載された土忍記シリーズは全27話ですが、昭和53年双葉社から発行された「土忍記・全二巻」では全26話の掲載になっていて第15話【小さな生命】が抜けています。 さて、誌面の都合か原稿の散逸か、全話収録でないことが惜しまれます。(『小島剛夕の世界/コミックmagazine』の部屋をご覧ください)土忍記の探求は残り1冊です。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックmagazine1969年4月22日号 帰らざる地
昭和44年4月22日号 土忍記【帰らざる地】

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 コミックmagazine1969年6月24日号 追跡者
昭和44年6月24日号 土忍記【追跡者】

探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/08 15:13 ]

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【地舞の刀】 

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックmagazine1969年3月25日号 地舞の刀
昭和44年3月25日 土忍記【地舞の刀】
(作品は「狼用人棒/S44.4.16」に再録されています。)

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本日は「コミックmagazine」掲載の【土忍記・地舞の刀】のご紹介です。 主人公の抜け忍「卯月六平太」は「忍法秘話」掲載【腰抜け】の主人公「草蔭小平次」と風貌、性格などが似通っています。 偶然でしょうが、【腰抜け】の登場人物(草蔭小平次と戦うことになる)に「卯月」という姓がつけられていました。 歴史上の実在の人物は別として、登場人物の名前などにもいろいろなこだわりがあったのだろうと想像しながらチェックしてみるのも面白いかもです。

忍び、上忍、下忍、女忍、剣豪、農民、町民等々、それぞれに「らしい」名前をつけるのは結構大変なことだと思います。 風かをるも現役時代に名前や作品タイトルにかなり苦労してましたんで・・・。(汗)

探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/07 20:17 ]

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【禁じられた島】 

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックmagazine1968年10月22日号 禁じられた島
昭和43年10月22日号 土忍記【禁じられた島】

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「コミックmagazine」掲載作品を続けます。 土忍記シリーズの【禁じられた島】、この作品は「狼用人棒/S44.4.16」に再録されています。 

「忍法秘話」では多羅尾平八、草蔭小平次、草薙小平太という三人の抜け忍が主人公でした。 「コミックmagazine」に場を移してからは登場人物の名前も変わってきましたが、皆、抜け忍であるということに変わりはありません。 厳しい忍びの掟、追及の手から逃れながら土に生きようとする抜け忍たちの姿を数多くの作品に残しています。

探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/06 15:36 ]

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【雷神の足もと】 

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックmagazine1968年10月8日号 雷神の足もと
昭和43年10月8日号 【時代怪奇・雷神の足もと】
(作品は「狼用人棒/S44.4.16」に再録されています。)

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本日は「コミックmagazine」掲載の【時代怪奇・雷神の足もと】をご紹介します。 この作品は貸本「オール怪談60」に掲載された【雷神の足もと】を描きなおしたものです。 ほかにも貸本に掲載された『蛇眼・猫目石・鬼あざみ・傘』などの作品がコミックmagazineに描きなおされて掲載されました。 これらの作品は<長編コミック傑作集=6 小島剛夕の土忍記『狼用人棒』>の巻末に「時代怪奇」としてまとめて掲載されています。

参考までに「オール怪談60/雷神の足もと」の画像を掲載します。

オール怪談60 雷神の足もと


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/05 16:34 ]

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【陰に棲む者】 

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

コミックmagazine1968年8月13日号 陰に棲む者
昭和43年8月13日号 土忍記【陰に棲む者】
注:タイトルについて:雑誌表紙は「蔭」表記、本文扉は「陰」となっています。
(作品は「秘剣影流し/S49.9.21」に再録されています。)

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本日の作品は「コミックmagazine」掲載の【陰に棲む者】です。 同タイトルの作品が遡って昭和39年6月15日発行の『忍法秘話8』に「諏訪栄」名義で掲載されていますが、ストーリはかなり違っています。 実は『忍法秘話11』(昭和39年9月30日諏訪栄名義)に掲載されている【ぬけ忍】(草薙土忍記1)が本作品とほとんど同じストーリーなのです。 (主人公の風貌は『忍法秘話8』の【陰に棲む者】に酷似)

さらに昭和41年12月15日には『忍法秘話4』に掲載された【腰抜け】を含む三話を収録した『陰に棲む者』(東考社 HOMERUN COMICS/新書判)が発行されます。 

『忍法秘話11』以前では今のところ似通った作品が見つかっていませんので【ぬけ忍】が初出ではないかと考えています。 なお、コミックmagazine掲載の「土忍記」シリーズは『秘剣影流し』(昭和43年)、『狼用人棒』(昭和44年)に「小島剛夕の土忍記」として総集編(雑誌版)が発行されています。 また、双葉社から昭和53年に「土忍記1、2」(B6判)が発行されました。

参考までに【陰に棲む者】に関連した画像をアップしておきます。

忍法秘話8 陰に棲む者
タイトルは同じですがストーリーが違っています。
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忍法秘話11 ぬけ忍
タイトルは違いますがストーリーは同じです。
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陰に棲む者 陰に棲む者 抜け忍
忍法秘話から三話を収録した単行本です。
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秘剣影流し 陰に棲む者
本作品を再録していますが、カラーページなど描きなおした部分もあります。
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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/04 15:52 ]

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【村雨斬之介地獄帳・悪縁の鬼】 

いろいろありましたが、何とか無事に第二便の作品画像を保存完了しました。 お借りしていた蔵書も本日、T・K様宛に発送を済ませ、一息ついているところです。 これから画像を編集し、まずはサイトを更新したいと考えています。 併せて第一便の作品紹介も再開します。

本日は「ヤングコミック」掲載の「村雨斬之介地獄帳・悪縁の鬼」です。 この作品は後日、総集編が発行されていますが、そこでは「悪縁の家」と改題されています。 総集編の画像も合わせて掲載いたします。

◇画像クリックで大きい画像をご覧いただけます◇

ヤングコミック5月14日号 村雨斬之介地獄帳・悪縁の鬼
昭和43年5月14日号 村雨斬之介地獄帳第七話【悪縁の鬼】

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村雨斬之介地獄帳・総集編 悪縁の家
昭和44年5月20日 別冊ヤングコミック【悪縁の家】

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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/03 21:05 ]

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お知らせ 

T・K様よりお借りしている蔵書をスキャンしながら「探求日誌」を更新していく予定でしたが、スキャンの方を優先することにしました。 ちょっと思わぬ事態が起こったりして少し動揺しています。(汗) 詳細は『風かをるの独り言』ご覧ください。 
閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2014/02/01 10:59 ]
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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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