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【天草四郎】 11 

天草四郎   天草四郎-口絵 
「天草四郎」 昭和37年4月
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九州天草地方を襲った飢饉に加えた圧政。人々は異国の教えキリスト教に救いを求め、苦難の宗徒を救いにくるという天童をひたすら待ち焦がれる。

一方で記憶を失い放浪する四郎と名乗る少年がいた。ひょんなことから異国から天童としてやってきた少年と神父に出会う。四郎は身に付いた医術の心得で破傷風にかかった天童を救おうとする。しかし天童は「シロウコソ、テンドウ・・・。」との言葉を遺し天国に召される。

ここに天童「天草四郎」が誕生した。天童なるがゆえお互いに好意以上のものを抱く由加里とも距離を置き、ひたすら宗徒のために身を捧げる四郎。そして由加里を愛しながらも神の教えを信じようとしない若者次郎とその次郎を愛するあけみとが複雑にからみクライマックスへ!

四郎が由加里をしっかりと抱きとめていてくれれば次郎は自分のものになる。あさはかな女心だった。しかし四郎と由加里の距離が縮まらないことを知るやあけみの憎しみは倍増し・・・。四郎を役人に密告しようとするあけみ、それを命がけで止めようとする由加里。二人の身体はもつれ合い断崖絶壁から荒れ狂う海の中へ・・・!

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/23 17:14 ]
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風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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