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諏訪栄&小島剛石 

小島剛夕先生は、昭和3年(1928年)11月3日(手塚治虫先生と同じ年月日)に三重県四日市市に生まれました。昭和25年に故郷を後に上京し、まず紙芝居作家となります。映画の看板なども手がけていたようです。やがて昭和33年頃から貸本用単行本で活躍するようになります。「小島剛夕」はペンネームのような名前ですが本名です。(読みは「こじまごうせき」)

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別冊おもしろブック  明月さった峠
隠密秘帖 明月さった峠 【高垣眸・作 小島剛夕・え】
集英社 昭和31年7月15日発行 別冊おもしろブック・第1号
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貸本作家として活躍する前に「おもしろブック」、「幼年ブック」、「少年クラブ」などの月刊誌に絵物語を掲載していました。この頃の絵柄を見るとまさにチャンバラ時代劇で、東映のスターなどの面影に似た登場人物が活躍しています。この頃は月刊誌にも「小島剛夕」として作品を発表していましたが、やがて貸本界のドル箱的存在となり、ひばり書房と専属契約を結んだのです。

貸本単行本の世界で一世を風靡しましたが、やがて貸本業界も時代の流れで衰退して行き、剛夕先生のもとへコミック誌などから誘いの手が伸びるようになりました。当然専属の身ですから他社に掲載することはおおっぴらにはできません。

閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/28 18:08 ]

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忍風・1【忍者変貌図/陽の章】 

忍風・別冊  忍風・別冊-目次  忍風・別冊-本文
三洋社 定価150円 『忍風』別冊/忍者特集
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・流儀の蔭に(後恵二郎)
・忍者変貌図/陽の章(小島剛夕)30P
・忍者変貌図/蔭の章(久慈あきら)
・へまをするな(都島京弥)
・忍者飛龍 后(東田健二)
・コミツの漫画(山口ひろし)

【資料】
表紙、目次ともに「小島剛石」と表示されています。ただし本文は「小島剛夕」です。 特別な意味は無く、単なる誤植だそうです。(ご遺族の方より聞き取り) また、目次に「原稿到着順」と記載があります。 入稿の順番に載せていったのですね。 剛夕先生の原稿と久慈あきら先生の原稿が逆だったり、間に他の作家先生の作品が挟まったら大変でしたね。(笑)

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おぼろ十忍帖【平成版:発行!】 

昭和42年8月10日、「週刊漫画アクション/創刊号」に剛夕先生の『おぼろ十忍帖』の第一回作品【糸車】が掲載されました。「おぼろ」という名の10人の女忍の物語です。昭和42年11月23日まで全10話16回にわたって掲載されます。


こちら”に蔵書が展示してありますのでご覧ください。<第八話、第九話=探求中>


後に総集編として下記の二冊が発行されます。

「漫画アクション・コミックス」はB5サイズ(雑誌版)で週刊誌掲載時のままの大きさの総集編です。ただし作品の順番は変えられています。また「アクション・コミックス」の方はB6サイズで雑誌版のちょうど半分の大きさです。表紙絵などの装丁は新しくなっています。掲載作品、掲載順は雑誌版とまったく同じです。
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昭和43年5月1日初版発行 定価150円
漫画アクション・コミックス
【掲載作品】
・風とゆく武士・女忍の城・血のみそぎ・糸車・化粧笛・花小袖
・埋もれ木・白い闇・戦火の果て・掟
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昭和47年9月30日初版*蔵書は昭和51年4月20日発行・重版
ACTIONCOMICS アクション・コミックス
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閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/26 16:33 ]

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忍法帖・2【糸ぐるま】 

忍法帖2  忍法帖2-目次
忍法帖・2【糸ぐるま】 ひばり書房 定価150円
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・消えた城(久慈晃)
・赤い執念(社領系明)
・忍魔血刃帖(日高立矢)
・糸ぐるま(小島剛夕)45P

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【天草四郎】 11 

天草四郎   天草四郎-口絵 
「天草四郎」 昭和37年4月
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九州天草地方を襲った飢饉に加えた圧政。人々は異国の教えキリスト教に救いを求め、苦難の宗徒を救いにくるという天童をひたすら待ち焦がれる。

一方で記憶を失い放浪する四郎と名乗る少年がいた。ひょんなことから異国から天童としてやってきた少年と神父に出会う。四郎は身に付いた医術の心得で破傷風にかかった天童を救おうとする。しかし天童は「シロウコソ、テンドウ・・・。」との言葉を遺し天国に召される。

ここに天童「天草四郎」が誕生した。天童なるがゆえお互いに好意以上のものを抱く由加里とも距離を置き、ひたすら宗徒のために身を捧げる四郎。そして由加里を愛しながらも神の教えを信じようとしない若者次郎とその次郎を愛するあけみとが複雑にからみクライマックスへ!

四郎が由加里をしっかりと抱きとめていてくれれば次郎は自分のものになる。あさはかな女心だった。しかし四郎と由加里の距離が縮まらないことを知るやあけみの憎しみは倍増し・・・。四郎を役人に密告しようとするあけみ、それを命がけで止めようとする由加里。二人の身体はもつれ合い断崖絶壁から荒れ狂う海の中へ・・・!

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/23 17:14 ]

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怪談 

日本邂逅」さまよりトラックバックをいただきましたので、「怪談」について少々。私は小さい頃から怪談話が好きでした。特に日本の怪談に興味を持っていたので怪談話の蔵書もかなりありました。「ありました。」と過去形なのはオークションなどでかなりの蔵書を整理してしまったからです。もちろん剛夕作品探求の資金になっています。(汗)


怪談話は落語や歌舞伎にも数多く取り入れられていてやはり日本人の心の奥深く潜む何かを暗示しているような気がしています。剛夕作品にも『四谷怪談』をはじめとして『牡丹灯籠』、『番町皿屋敷(長篇大ロマン/濡れ髪草紙)』、『女殺し油地獄』、『浅茅が宿』などを古典から題材を得た多くの作品があります。


ひばり書房から発行された「マンガと劇画のかき方」という単行本に、剛夕作品を『ロマン怪談』と位置づけ、「宇治拾遺物語」など平安、鎌倉の文学に素材を求めて描かれているといった内容のくだりがあります。


確かに剛夕作品には文学的要素が色濃く出ていて、私が魅かれたのもその辺りかもしれないと考えます。立春も過ぎ、春もそこまでといった感じですが、まだまだ冬です。日々「怪談、オール怪談」を更新していると怪談話が夏のものなどという観念はどこかに行ってしまっていたのですが、確かに言われてみれば「怪談」は夏の風物詩・・・。でも「真冬の怪談もまた趣深いものである。」とありましたので今後も季節を問わずせっせと更新に励みたいと思います。


閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/21 12:06 ]

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オール怪談30【あすなろ物語】 

オール怪談30 オール怪談30-扉絵 オール怪談30-口絵  
オール怪談30  【あすなろ物語】
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(S34/)掲載作品

・さいはて(浜慎二)
・あすなろ物語(小島剛夕)33P
・人形の恋(落合二郎)
・海猫(北風三平)

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/20 15:33 ]

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オール怪談29【黒髪ざんげ】 


オール怪談29   オール怪談29-口絵
オール怪談29  【黒髪ざんげ】
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(S37/4)掲載作品

・今宵別れの握手を(浜慎二)
・黒髪ざんげ(小島剛夕)33P
・踊り子像(落合二郎)
・笑う奴には福が来る(北風三平)

画像はマンチュウ様提供(『漫画図書館青虫』にて撮影)
「怪談97」に再録

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/20 15:21 ]

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オール怪談28【鬼あざみ】 

オール怪談28 オール怪談28-扉絵 オール怪談28-口絵  
オール怪談28  【鬼あざみ】
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(S37/3)掲載作品
・顔(浜慎二)
・鬼あざみ(小島剛夕)
・雪にささやく少女(北風三平)
・悲しき青春(龍鉄也)

画像はマンチュウ様提供(『漫画図書館青虫』にて撮影)

オール怪談 | TB(1) | CM(0) [ 2007/02/20 15:13 ]

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怪談14 【死の影・生の影】 

昭和34年8月頃の発刊と推測されます。

<怪談14>
・血の涙(太田康介)
・骸骨に命を貸した少女(古谷あきら)
・死の影・生の影(小島剛夕)31P
・幻の影を慕いて(山下よしお)
・湖底の少女(多摩海人)
・地下室の死体(古賀しんさく)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談14 怪談14(口絵) 怪談14(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/19 16:49 ]

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忍豪ブック2・風魔【風魔山岳党】 

風魔2   風魔2-扉絵
東邦漫画出版社 定価150円
『忍豪ブック2・風魔』
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・風魔山岳党(小島剛石)48P
・破忍の剣(藤咲のぼる)
・陰の命(ありかわ栄一)

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剣豪画集・1【幻法武芸帖】 


剣豪画集   剣豪画集1-本文
剣豪画集・1【幻法武芸帖】
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発行年は不明ですが、「剣豪画集・2」に昭和35年5月16日の記事が掲載されていますので昭和35年前半と思われます。


仇討異聞 斬る!!(藤咲のぼる)
秘剣決闘 無明逆風剣(渡辺美千太郎)
特集 幻法武芸帖/七人の忍者(小島剛夕・久滋あきら)70ページ(内、剛夕35ページ)
剣風 怪剣奇談(植木金矢)
怪奇 鬼啾(福田三省)

ヤフーオークションにて落札。2枚4ページの落丁があったため予定価格よりお安く落札することができました。落丁部分が剛夕作品ではなかったことは幸いでした。


この作品は『剣の章/小島剛夕』、『幻の章/久滋あきら』の二章から成っています。久滋あきらとの共著として「忍風・別冊」の『忍者変貌図』があります。(『陽の章/小島剛夕』、『蔭の章/久滋あきら』)久滋あきらとは作風、画風が良く似ていてあまり違和感がありません。


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少年サンデー【日本オオカミ】 

(ペンネーム:諏訪栄)文:関耕太

少年サンデー昭和43年4月7日号  日本オオカミ・15号
週刊少年サンデー 昭和43年4月7日号
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少年サンデー昭和43年5月5日号  日本オオカミ・19号
週刊少年サンデー 昭和43年5月5日号
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少年サンデー昭和43年6月16日  日本オオカミ・25号
週刊少年サンデー 昭和43年6月16日号
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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/16 21:17 ]

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刃・4【剣と心に宿るもの】 

刃4  刃4-扉絵  刃4-目次
つばめ出版 昭和34年9月発行
『剣と心に宿るもの』
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<全日本人気作家特集号>

・この剣語らず(社領系明)
・無明剣(久慈あきら)
・残月恩讐峠(鹿野はるお)
・剣に情あり(藤井博文)
・黒雲飛燕蹴(清水良)
・剣と心に宿るもの(小島剛夕)17P

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【花の濡れ燕】 10 

花の濡れ燕   花の濡れ燕-口絵
「花の濡れ燕」 昭和37年3月
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剛夕作品には「その他・貸本時代の作品」にUPした『剣と心に宿るもの』を原点として宮本武蔵を扱った作品が数多くあります。この作品は武蔵の好敵手として名高い佐々木小次郎に焦点をあてた物語です。
佐々木小次郎といえば、「オール怪談53」に『勝負』(S39/6)という作品が掲載されていますが、こちらはちょっとひねったストーリーになっています。後日詳細を掲載いたします。

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/15 16:15 ]

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刃・2【風と日と二刀】 

刃2    刃2-目次

昭和34年7月発行 『風と日と二刀』
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<全日本人気作家選抜特集号>

・生きていた剣豪(東田健二)
・反逆者(久滋あきら)
・弦月走馬燈(鹿野はるお)
・風と日と二刀(小島剛夕)32P
・陰謀(大石広計)
・魔の黒姫峠(津野明朗)

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刃・1【卍蜘蛛】 

01刃  01刃-目次  01刃-本文
つばめ出版 昭和34年6月発行 刃・1 『卍蜘蛛』
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<全日本人気作家選抜特集号>

・柳生敗れたり(社領系明)
・変化化鳥伝奇(鹿野はるお)
・妖剣呪縛城(津野明朗)
・小島剛夕(卍蜘蛛)32P
・鹿野はるお(変化女房)
・これが剣だ(久慈あきら)

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週刊プレイボーイ【血の伝説】 

プレイボーイ昭和51年1月6日  血の伝説
「葉隠」より 血の伝説 原作:滝沢解 画:小島剛夕
昭和51年1月1、6日合併号 定価160円
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ヤフーオークションにてゲットしました。何回か出品されていましたが、かなり高額になって諦めた記憶があります。幸い今回は予算内で納まりました。 なお、この作品は「切り抜き」でも出品されていて入札も考えたのですが切抜きとしてはお高いかな・・・と、躊躇している内にこの商品が出品されてラッキーでした。

時代背景人物設定など明確に記されていませんが、題材は衆道(男色)を扱ったものです。戦国時代は戦場に女性を伴えなかったというような理由から小姓などそばに置く風習があったようです。

探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/11 16:24 ]

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華別れ 

hanawakare1.jpg

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『探求日誌』をブログに移してから剛夕作品を毎日読み返しています。探求に夢中になるあまり作品を深く読んでいなかった(あるいは忘れていた)ことに気付き、改めてブログを始めてよかったと感じています。


作品を読み直す中で、小島剛夕遺稿集「華別れ」という本を思い出し読み返しているところです。この本は古書店巡り専門だった私が本当に久しぶりに新刊本屋で定価で購入した本でもありました。


この本の巻末に剛夕作品の単行本表紙集というページがあるのですが、そこで雑誌版子連れ狼の表紙が第22集で終わっていることに気付きました。22集に掲載されているのは111話~115話です。「子連れ狼」は142話『腕』で完結ですので27話分足りない計算です。探求中だったのですがもしかすると雑誌版では完結されていないのかもしれないと思い当たりました。探しても、探しても影も形もないんですよね。(汗)


目的を持って「華別れ」を読み直せばまだまだいろいろなことがわかりそうです。


閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/10 17:28 ]

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忍法!!黒い影 


ninnpoukuroikage.jpg
(S33/)ひばり書房・背表紙No.417 『忍法!!黒い影』
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蔵書はありません。画像提供は「オールドブックゼウス」様


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南海菩薩剣 

【南海菩薩剣】表紙    【南海菩薩剣】扉絵
(S33/)ひばり書房・背表紙No.397
【南海菩薩剣】 左:表紙 右:扉絵
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2015年11月1日、ヤフオクにて落札。 風かをるがお世話になっている数人の方が応札を控えてくださり、無事に落札できたと言う貴重なB6本です。(2015年11月1日「探求日誌」参照、併せて2009年4月12日の「探求日誌」もご覧いただければ幸いです。)

実はこの作品のコピーはお殿様に無理を言って送っていただいていました。 画像の状態は、お殿様のものが数段上ですので、大切に保存いたします。 この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

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オール怪談27【暗殺者】 

オール怪談27 オール怪談27-扉絵 オール怪談27-口絵
オール怪談27  【暗殺者】
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(S37/2)掲載作品

・とじ込められた男(浜慎二)
・暗殺者(小島剛夕)35P
・二人と二羽と(北風三平)
・失われた町(落合二郎)

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/09 20:25 ]

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コミックmagazine増刊【白い暗殺者】 

ヤフーオークションにてゲットしました。 週刊の「コミックmagazine」は高値になることも多いのですがこの本はリーズナブルな開始価格で落札できました。

掲載作品は【白い暗殺者】 わずか16ページの短編です。 幕末、京都で繰り広げられる勤皇佐幕を問わない流血事件。 主人公の河上彦斎(かわかみげんさい)は人斬りによって評判を得ている岡田以蔵を心のどこかで蔑みながら同じ道を歩くことになります。 彦斎の行く末を案じるお雪。 お雪の愛によって彦斎は苦しみから逃れられるはずでしたが・・・。

資料:この物語は長篇大ロマン【加茂川ちどり】から題材をとっています。 ロマンの部分を大幅にカットして彦斎の人斬りとしての苦悩に焦点をあて、違和感なく短編に仕上げています。 物語の詳細は長篇大ロマン【加茂川ちどり】の項で取りあげたいと思います。

また、この作品は「暗殺秘話」と副題がついていますが、朝日ソノラマから出ているサンコミックス・劇画秀作シリーズ②『幕末暗殺秘話』という単行本に収録されています。

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・
コミックmagazine増刊【白い暗殺者】
昭和42年9月15日発行 9月号増刊 定価80円

コミックmagazine昭和42年9月増刊  白い暗殺者


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/08 16:11 ]

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怪談13 【花と闇】 

昭和34年7月頃の発刊と推測されます。

<怪談13>
・人魚(山下よしお)
・見知らぬ少女(太田康介)
・エジプト奇談(山内かつよし)
・雨の雫(久慈あきら)
・生きていた船客(天乃英夫)
・戦慄の片腕(平田昭吾)
・花と闇(小島剛夕)20P

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談13  怪談13(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/07 15:28 ]

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怪談12 【白い局】 

昭和34年6月頃の発刊と推測されます。

<怪談12>
・お前も死ぬのだ(山下よしお)
・悪の精(山内かつよし)
・白い局(小島剛夕)30P
・青い色の恐怖(多摩海人)
・執念明神ケ淵(大石広計)
・のろいの西瓜(平賀とくじ)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談12 怪談12(口絵) 怪談12(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/07 15:22 ]

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怪談11 【人形の囁き】 

昭和34年5月頃の発刊と推測されます。

<怪談11>
・母の待つ家(浜慎二)
・人形の囁き(小島剛夕)30P
・虎男(山内かつよし)
・私は貝になった(山下よしお)
・祈り釘(せきりいち)
・海神は導く(古賀しんさく)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談11  怪談11(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/06 18:41 ]

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千姫絵巻 9 

千姫絵巻   千姫絵巻-口絵
「千姫絵巻」 昭和37年1月
━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・

千姫を題材として扱った作品に『花の炎』(オール怪談3/S34)があります。 こちらは26ページという短編の中に「怪談」の部分を強調して秀頼への思慕、大坂城落城、救出劇、乱行、出家と手際よくまとめてあります。

長篇大ロマンの「千姫絵巻」も大筋では同じですが、人質同様の扱いを受けながらも秀頼を慕い続けた夏の陣までの千姫にかなりのページを割いています。 この部分が後半の千姫の空蝉の気持ちを読者が共有するための重要な布石になっているようです。

共に死のうと誓った千姫がなぜ秀頼の下へ戻れなかったか・・・命がけで千姫を救出した坂崎出羽守への仕打ち・・・等々、胸に迫るものがあります。

坂崎出羽の家臣(秀頼の面影を宿している)が主の仇として千姫の命をつけねらいながら果たせずに同情がやがて恋慕に変わってゆく。 この辺りは剛夕真骨頂というところでしょうか。

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/05 16:54 ]

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オール怪談26 

o-rukaidan26.jpg   o-rukaidan26-tobira.jpg
オール怪談26  【剛夕作品掲載なし】
━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・

掲載作品

猫ぎらい(浜慎二)
こけし人形(古賀しんさく)
本日死者一名(落合二郎)
幻の馬(北風三平)

昭和37年頃の発刊?
画像は「漫画図書館青虫」にて撮影したものです。

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/03 12:55 ]

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オール怪談25 

オール怪談25
オール怪談25  【剛夕作品掲載なし】
━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・

掲載作品

・無料奉仕(いばら美喜)33P
・二度死んだ男(古賀しんさく)36P
・変身(落合二郎)32P
・爪をとぐ少女(北風三平)

昭和36年頃の発刊?

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/03 12:54 ]

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オール怪談24 

オール怪談24
オール怪談24  【剛夕作品掲載なし】
━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・

掲載作品

・玉手箱(いばら美喜)
・暗い道(北三平)
・災厄の街(サツキ貫太)
・幻の人(古賀しんさく)

昭和36年頃の発刊?

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/02/03 12:53 ]
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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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