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胸キュンの貸本屋さん時代 

剛夕作品探求にご協力いただいている「くだん書房」様が取り持つご縁で『貸本マンガ史研究』という雑誌に拙稿を掲載していただきました。題名はちょっとばかり恥ずかしいのですがとても気に入っています。もう遥か(?)遠くになった記憶を呼び起こしての内容ですので少々の年代の前後はお許しください。当時の時代背景と、風かをるの剛夕先生に対する気持ちが少しでも伝わったら幸せです。


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【貸本マンガ史研究 季刊12】
編集・貸本マンガ史研究会 2003年4月28日発行 定価800円


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閑話 | TB(0) | CM(2) [ 2007/01/31 17:37 ]

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恋尽小島剛夕少女 

はじめまして。風かをると申します。大昔、あの少女漫画黄金期と言われた1970年代に漫画家らしきことをやってました。休眠期間がはさまったりして実質漫画を描いていたのは10年ほどでしょうか。


結婚後長男誕生と同時に漫画家を引退。あっという間に三人の子持ち。やがて必要に迫られてパソコンを覚え、見よう見まねで会社(自営)のHPを作成しました。つまりペンをマウスに持ち替えたわけです。


やがて「風かをるの青春時代」が会社のHPから独立。いつの間にか会社のHPそっちのけで自分のHPの更新に没頭するようになりました。その中に「小島剛夕の世界」というコンテンツを作っていました。


閑話 | TB(1) | CM(0) [ 2007/01/30 14:39 ]

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怪談10 【剛夕作品掲載なし】 

昭和34年4月頃の発刊と推測されます。

<怪談10>
・閉ざされた手術室(浜慎二)23p
・白い霧(多摩海人)30p
・すみだ川の少女(山下よしお)38p
・雪女(せき・りいち)24p

※表紙のみ、カラーコピーにて所有
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談10


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/30 14:00 ]

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怪談9 【ある城主の死】 

昭和34年3月頃の発刊と推測されます。

<怪談9>
・禁じられた館(浜慎二)
・ある城主の死(小島剛夕)28P
・妖怪博士(清水良)
・この部屋に呪いあり(山梨幸二)
・骸骨の家(古賀申策)

※表紙・本文、カラーコピーにて所有
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談9 怪談9(口絵) 怪談9(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/29 21:04 ]

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怪談8【生きていた検校】 

<怪談8>
探求中 昭和34年発刊と思われます。掲載作品『生きていた検校』


怪談8  怪談8-生きていた検校


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/29 20:57 ]

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怪談7 【剛夕作品掲載なし】 

昭和34年1月頃の発刊と推測されます。

<怪談7>
山下よしお
清水良
山内かつよし

※表紙、扉画像は「漫画図書館青虫」にて撮影
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。

怪談7  怪談7(目次)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/29 17:32 ]

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隠密黒妖伝 

隠密黒妖伝   隠密黒妖伝-扉絵

隠密黒妖伝-本文

(S32/)ひばり書房・背表紙No.387 『隠密黒妖伝』
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【資料】
この書きおろし単行本が小島剛夕のデビュー作として知られています。資料その他を参考にしてこのブログでは『背表紙ナンバー』順に発行されたという考え方を取り入れています。新しい情報が入りましたら更新していきたいと思っています。

「小島剛夕の世界」で、大変お世話になっているT・K様より蔵書をお借りすることができました。 1冊丸ごと画像で保存しています。(2015年3月15日「探求日誌」参照)

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必殺剣乱れ柳 


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(S32/)ひばり書房・背表紙No.364 『必殺剣乱れ柳』
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2008年9月8日、神田古書店にて入手(顛末は2008年9月16日「探求日誌」参照)

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無明逆風剣 


無明逆風剣   無明逆風剣-本文
(S32/)ひばり書房・背表紙No.342 『無明逆風剣』
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カラーコピーにて所有

誕生日のプレゼントにT・H様より丸ごと1冊のコピーをいただきました。
小島剛夕は同時期、少年誌に「日笛と月笛」「隠密幽霊城」などの絵物語を掲載しています。
それらはもちろん絵物語としての性質上、細密画で登場人物が、当時の時代劇スターに似ていたりします。(剛夕は映画の看板を画いていた時期もありました。)

ところがこの本は描線はまろやかで動きがあり、ストーリーもこの年代にしては読み応えがあります。構図もコマワリもまさに『ストーリー漫画』。遡ってみればどの作家も『ストーリー漫画』としての原点から出発し独自の世界(画風)を確立していったのでしょうか。

これで、6冊のB6のうち、1冊でもよいから読んでみたいという願望が果たせました!
一つの夢がかなうと、欲が深いもので、もう「他のB6はどんなだろう?」と、考えている自分がいます。

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かげろう殺法 


kagerou.jpg かげろう殺法-扉絵 gousekiha-do.jpg
(S32/)ひばり書房・背表紙No.323『かげろう殺法』
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【資料】
一般にデビュー作として知られているのは「隠密黒妖伝」(1957年)ですが、背表紙についているナンバー通りに発行されたとすると「かげろう殺法」でデビューということになります。

蔵書はありません。
画像提供は「オールドブックゼウス」様

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オール怪談4【そして木戸は閉じられた】 

オール怪談4 オール怪談4-口絵 オール怪談4-扉絵
オール怪談4  【そして木戸は閉じられた】
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掲載作品(S35/2)

・吸血鬼(古賀しんさく)
・そして木戸は閉じられた(小島剛夕)36P
・私は殺されたのです(山下よしお)
・蜘蛛の糸(清水良)
・乙女の湖(サツキ貫太)

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/22 21:12 ]

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オール怪談3【花の炎】 

オール怪談3   オール怪談3・花の炎
オール怪談3  【花の炎】
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掲載作品(S34/)

・花の炎(小島剛夕)26P
・霧と墓場(清水良)
・彫刻像(多摩海人)
・葬式が二つ(浜慎二)
・氷原にて(山内かつよし)
・旅の踊り子(山下よしお)

【資料】
B5判サイズ(雑誌サイズ)

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/21 21:04 ]

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怪談6【呪眼】 

昭和33年12月頃の発刊と推測されます。

<怪談6>
・宝石に手を出すな(藤咲のぼる=いばら美喜)
・吹雪の幽霊列車(古谷あきら)
・呪眼(小島剛夕)34P
・老怪坂と猫(佐藤よしろう)

※表紙・本文、カラーコピーにて所有
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談6  怪談6(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/20 20:54 ]

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オール怪談2【黒い炎】 

オール怪談2   【作品探求中】
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掲載作品

・地獄の冬眠人間(古賀しんさく)24P
・黒い炎(小島剛夕)28P
・牡丹燈記(鹿野はるお)
・白昼夢(清水良)
・蛇性の宿(山下よしお)

【資料】
昭和34年発刊? B5判サイズ(雑誌サイズ)

オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/20 10:41 ]

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怪談5 【剛夕作品掲載なし】 

昭和33年11月頃の発刊と推測されます。

<怪談5>
・死に憑かれた男(大石広計)
・幽霊タイム(南芳枝)
・幻の合唱(雨沢道夫)

※表紙のみ、カラーコピーにて所有
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談5


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/19 21:14 ]

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怪談4【血と刃と呪と】 

昭和33年10月頃の発刊と推測されます。

<怪談4>
・幽霊を見た男(山梨幸二)
・血と刀と呪いと(小島剛夕)24P
・呪いの古井戸(山下よしお)

※おかげさまで無事にゲットできました。(2007年10月28日の『探求日誌』をご覧ください。)
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談4  怪談4(口絵)  怪談4(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/19 20:42 ]

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オール怪談1【毛唐の血】 

オール怪談1
オール怪談1  【作品探求中】
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掲載作品

・夏の夜の音(太田康介)
・骸骨の笑(久慈あきら)
・奇妙な復讐(古賀しんさく)20P
・毛唐の血(小島剛夕)22P
・新訳四谷怪談(鹿野はるお)

【資料】
昭和34年発刊? B5判サイズ(雑誌サイズ)


オール怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/19 10:23 ]

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ふり袖狂女 8 


振袖狂女   振袖狂女-口絵
「ふり袖狂女」 昭和36年12月
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時は幕末。 日本の行く末を論じながら運命に翻弄される清十郎。
ふとしたことで助けたお夏。 そしてお夏に瓜二つの雪江。
雪江と互いに心を通わせながら浮き雲の如く流されてゆく清十郎。
ひたむきに清十郎を慕うお夏。 しかし雪江への思慕絶ち難く清十郎はお夏の元を去る。
清十郎恋しさに心を失うお夏。
遙か蝦夷の地に・・・それぞれの思いを乗せた蝦夷船が行く。
そこに待ち受けている運命は・・・・・?

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/18 17:41 ]

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怪談3 【剛夕作品掲載なし】 

昭和33年9月頃の発刊と推測されます。

<怪談3>
・スペードの3(清水 良)
・闇の向うに人が立つ(浜 慎二)
・執念(藤咲のぼる)

※表紙・扉絵のみ、画像にて所有
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談3  怪談3(扉絵)


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/18 17:09 ]

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怪談2 【剛夕作品掲載なし】 

昭和33年8月頃の発刊と推測されます。

<怪談2>
・死霊(山下よしお)
・幽霊屋敷(古谷あきら)

※表紙のみ、カラーコピーにて所有
※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。


怪談2


怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/18 16:15 ]

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怪談1 【剛夕作品掲載なし】 

昭和33年7月頃の発刊と推測されます。

<怪談1>
・さまよえるミイラ(太田庚介)
・猫が夜鳴く(浜慎二)

怪談 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/18 16:09 ]

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少年サンデー【日本オオカミ】 

ヤフーオークションにてゲットしました。 同時代の「少年キング」のように高額にならないので助かります。
昭和43年代の「少年サンデー」はどういうわけか、状態が非常に悪いものが多いです。 その中でも今回ゲットした本は思ったより状態が良く、ラッキーでした。

掲載されている「日本オオカミ」は挿絵の担当です。この作品は朝日ソノラマからサンヤングシリーズとして発行されていますが数万円はするという高額商品です。  地道に収集していますが、考えてみたら全23回分を揃えたら3万円以上しますね。(汗)

1968-4-21  1968-4-21日本オオカミ
昭和43年4月21日発行 定価60円
週刊少年サンデー・17号(ペンネーム:諏訪栄)文:関耕太
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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/17 22:58 ]

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週刊漫画アクション『子連れ狼』 

あべ・とおる様よりお譲りいただきました。萬屋錦之介が拝一刀を演じる『子連れ狼』がTV化されるという記事と写真が掲載されている貴重な雑誌です。 映画では若山富三郎が拝一刀として人気を得ていたときです。 錦之介が如何にして若山富三郎の拝一刀に挑戦していくか・・・という感じの記事になっていますが、テレビ版『子連れ狼』が錦之介の当たり役になったことは言うまでもありません。

かくいう風かをるも再放送も含めてテレビに釘付けになっていました。 バーブ佐竹さんが歌う「一石橋」や確か挿入歌だったと記憶していますが「影踏み遊び」など聞いているだけで涙ぐんだものです。


s48-3-29 s48-3-29子連れ狼 子連れ狼-テレビ版
昭和48年3月29日発行 定価120円
Weekly漫画アクション
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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/17 17:15 ]

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阿波の踊り子 7 


阿波の踊子   阿波の踊子-口絵
「阿波の踊り子」 昭和36年11月 怪談
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抜け荷の罪を着せられ非業の死を遂げた両親。
その仇を討つべく果てしない旅を続ける新太郎。
旅の行きずりに知り合った踊子お鈴。
影に日なたに新太郎を助け見守る謎の六部。
奇しきは人の縁。
すべての糸がもつれて解けて・・・。
阿波踊りの熱狂と歓喜の中、憎い仇が・・・。

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/17 16:51 ]

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オール怪談59 

ヤフーオークションにてゲットしました。「怪談」「オール怪談」など掲載されている作者によって落札額が大きく変わります。 『楳図かずお』『白土三平』などの作品が併録されていると本当に手が出ないほど高値になる場合があるのです。

この「オール怪談59」も白土三平の作品が掲載されているためオークションで応札しても歯が立たずに何回か撃沈してきました。(笑) でもマニアの方々が皆さん手に入れれば当然競争率は下がります。 他の貸本と比べればそれでもかなりの高値になりましたが、何とか落札することができました。 掲載作品は知る限りでは再録されていませんので本当に手に入れたかった本です。

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オール怪談59  目かくし鬼
オール怪談59<ひばり書房・220円> 
S40年4月頃の発刊と思われます。


探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/16 21:29 ]

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濡れ髪草紙 6 


濡れ髪草紙   濡れ髪草紙-口絵
「濡れ髪草紙」 昭和36年10月 怪談
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この話は「番町皿屋敷」を下敷きにして、武士としての名分、体面を重んじるか、腰元菊との純愛に生きるかで苦悩する白柄組の青山播磨の物語。お菊に心を疑われた播磨のやり場の無い怒りとその菊を切ってしまった自責の念。ラスト、菊の墓に瀕死の重傷を負いながらたどりつく播磨の真心が泣ける・・・。

播磨が果てて3年の月日が流れ、二人の墓が並んで建つ寺の住職がつぶやく・・・「あれほどの重傷で、どうしてこの墓地の階段をのぼってきたのか・・・」息絶えた播磨の手には一本の菊の花がしっかりと握られていた。この世で結ばれなかった菊と播磨はもう未来永劫離れることはない。


長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/16 16:30 ]

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落花の舞 5 

落花の舞   落花の舞-口絵
「落花の舞」 昭和36年9月 怪談・増刊
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元会津松平藩の家臣であった銀之丞、新八郎の兄弟。 その二人に見立てて桐の木を大切に育てる母。 桐の葉が青々としている間は二人は元気でいる・・・。 しかしやがて兄の木が枯れる。 新撰組に入隊している兄、桂小五郎を敬愛する弟。 兄を切ったのは弟であった。
忠節の鬼であった兄の遺志を継ぐために徳川方に殉ずる決心を固める新八郎。 やがて運命の戦いが・・・。 枯れてゆく弟の桐の木にすがり、泣き伏す母。
「私は死なぬ。必ず生きて帰る。」 恋人新八郎の言葉を胸に今日も面影橋に立つお園。 その哀しい姿が当時の人々の口の端にのぼったこともあった・・・。

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/15 14:31 ]

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うず潮の果て 4 

うず潮の果てに   うず潮の果て
「うず潮の果て」 昭和36年7月 怪談・増刊
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親友に裏切られ恨みを抱いて果てた父の亡霊に導かれるように阿波の地にやってきた隼人。そこに見たものは愛しい千鶴と瓜二つの双葉という乙女。しかも双葉は父を裏切った親友の娘だった。隼人を追って旅に出た千鶴は隼人の心を知り、自ら身を引くが・・・

一人淡路のたそがれに・・・・・・
想い哀しく笛を吹く・・・・・・・・・・
ああ・・・一本の竹笛なれど・・・
こめし願いを・・・君知るや・・・・

「瓜二つの女性」、これもキーワード。ひたむきな愛、愛するが故に身を引く。このあたりの心の機微がこの後、複雑に発展していく。ひばりコミックス「うず潮の果て」と同ストーリー

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/14 13:57 ]

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雨のおらんだ坂 3 

雨のおらんだ坂   雨のおらんだ坂-口絵
「雨のおらんだ坂」 昭和36年6月 怪談・増刊
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ひばりコミックス「雨のおらんだ坂」と同ストーリー
転びバテレンの子という出生の秘密を知ったときから恋を捨て夢を捨てて殺戮の世界へと走った千四郎。愛する美保は病に倒れる。やがてキリシタン教徒たちが神と崇める美保に良く似た奈美と出逢う。
最後にはその奈美を救うべく斬り死にする千四郎。
亡霊となった美保に励まされ、すでに死んでいるはずの千四郎が捧げ持つ十字架の光を遙か海上で見とめた奈美がつぶやくく・・・「それでは、あなたは教えの道を・・・。」


長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/13 22:35 ]

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赤い雲の峰 2 


赤い雲の峰   赤い雲の峰-口絵
「赤い雲の峰」 昭和36年5月 怪談・増刊
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行方知れずの兄に代わり甲府勤番として着任した京之助。形見人形が取り持つ根帯衆の乙女との悲恋・・・武田信玄の隠し金鉱に群がる欲望・・・京之助と明香の純愛もすべて白い雪の中に・・・
法性火の燃えるとき愛染めし者の夢はうたかたに終るとも言う・・・雪の中の清らかな死・・・
剛夕作品には数多くの雪の中の純愛死がある。

長篇大ロマン | TB(0) | CM(0) [ 2007/01/12 21:09 ]
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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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