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【怪談別冊15】 赤いなぎさ 

昭和36年3月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊15>
・赤いなぎさ(小島剛夕)39P
・人形(太田康介)
・断崖(清水良)
・星は掴めない(福田三省)

やはり「時代特集」の記載はなく、現代ものの作品も掲載されています。 この「怪談別冊15」の巻末に16巻を出す予定であるような記事がありますが15巻以降発刊されていないようです。 ただし、これ以降も「別冊」「増刊」と付記された貸本は出版されています。 なお、この作品は『コミックmagazine(S43/12/10)』に「赤い渚」として描きなおされています。

全15巻を通して剛夕作品は巻頭を飾り、すべての作品にカラーページがあります。

ところで那須与一の弟として那須大八郎という若者が出てきますが、「都わすれ(怪談38)」に登場の那須の末と謡われた大八との関連は? ちなみにこの作品の方が年代は半年ほど古いです。

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。
※あらすじはすでに掲載していたものを転記いたしました。(続きを読むをクリックしてください)


怪談別冊15 口絵 扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(0) [ 2013/02/27 13:06 ]

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【怪談別冊14】 蒼ざめた海 

昭和36年2月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊14>
・蒼ざめた海(小島剛夕)35P
・骸骨の靴(清水良)
・繰(福田三省)
・死を予告する魔女(鹿野はるお)

今回、カバー付の本に差し替えができました。 「時代特集」の記載なし。 現代ものの掲載があります。 なお、剛夕作品の『蒼ざめた海』は【オール怪談76】に再録されています。

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※あらすじは後日に掲載予定です。


怪談別冊14 口絵 扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(2) [ 2013/02/24 09:39 ]

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【怪談別冊13】 流氷 

昭和36年1月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊13> 表紙:白土三平
・流氷(小島剛夕)38P
・ゆうれい鍔(福田三省)
・無惨(津野明朗)
・変死(清水良)

この号(13巻)から「時代特集」という表記が無くなり、現代ものの作品が掲載されるようになります。 また、巻末読者のページに、投稿原作がなかなか水準に達せず採用できない旨の断り書きが掲載されています。 ここでも「京丸牡丹」が引き合いに出されています。

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※あらすじは後日に掲載予定です。


怪談別冊13 口絵 扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(0) [ 2013/02/21 15:30 ]

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【怪談別冊・時代特集12】 鬼門櫓 

昭和35年12月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊・時代特集12>
・鬼門櫓(小島剛夕)36P
・無念(清水良)
・折れた虎徹(福田三省)
・逆髪記(太田康介)

この本も差し替えですがカバ欠です。 

全国100万ファンの熱望!! ☆小島剛夕・怪談長篇☆ 豪華絢爛・花と競う必読の大ロマン!! ただ今執筆中・つばめ出版・版権独占 ◆・・・古典の床しさ・物語の優美さ・純愛の哀しさ・・・◆ 全篇これ哀愁と詩情ただよう世紀の巨篇

以上、巻末広告より。 これ以上ないという謳い文句ですね。 当時の人気のほどがわかります。

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。
※あらすじは後日に掲載予定です。


怪談別冊・時代特集12 口絵 扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(0) [ 2013/02/19 16:54 ]

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【怪談別冊・時代特集11】 落日 

昭和35年11月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊・時代特集11>
・落日(小島剛夕)44P
・命ある限り(太田康介)
・鬼火(清水良)
・骸骨の湯(日高立矢)

状態の良い本への差し替えですが、残念ながらこちらもカバ欠でした。 年代からみても状態が良くないのは仕方のないことですが、特に「時代特集」は状態が悪いように思います。 今回ゲットした本の多くは、曲り癖などありますが割合に状態が良く満足しています。 カバーや見開きを見ても貸本には使用されていなかったような気がします。

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※あらすじは後日に掲載予定です。


怪談別冊・時代特集11 口絵

扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(0) [ 2013/02/18 16:51 ]

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【怪談別冊・時代特集10】 心形刀 

昭和35年10月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊・時代特集10>
・心形刀(小島剛夕)47P
・最後の妖術(清水良)
・手そして血(津野明朗)
・ぎんなん塚(東田健二)

読者のページに「読者投稿文芸中間発表」として、第一次予選をパスしたという10作品の題名が掲載されています。 先にご紹介した「京丸牡丹」も含まれています。 また、剛夕作品の口絵を写真に撮り、手札版にして読者へのプレゼントとする準備を進めているという記述があります。

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※あらすじは後日に掲載予定です。


怪談別冊・時代特集10 口絵 扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(0) [ 2013/02/14 10:41 ]

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【怪談別冊・時代特集9】 業火の島 

昭和35年9月頃の発刊と推測されます。

<怪談別冊・時代特集9>
・業火の島(小島剛夕)40P
・悲壮の剣(太田康介)本文では「悲壮の舞」
・黒い卍(清水良)
・猫は見ていた(福田三省)

この作品は『オール怪談77』に【赤目の島】(昭和42年頃)と改題して再録されています。 また『漫画ゴラク』(昭和44年6月9日増刊)に同名タイトルでリメイクされています。 内容は同じなのであらすじは『漫画ゴラク』編を再掲載しておきます。(登場人物の名前は「弓之介」を「多四郎」と置き換えてお読みください。 女性の名前は同じです。)

※画像クリックで大きな画像がご覧いただけます。
※「あらすじ」は「続きを読む」をクリックして下さい。


怪談別冊・時代特集9 口絵 扉絵


怪談別冊・時代特集 | TB(0) | CM(0) [ 2013/02/13 09:56 ]
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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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