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【連載第72回】忍法かげろう・続忍法かげろう(東考社版/再録本) 

2018年1月18日より、不定期に連載してきました『護美之園 ~小島剛夕レトロスペクティブ』も本日の第72回を持ちまして完結いたしました。 素晴らしい資料を作成してくださった成瀬氏に改めて感謝申し上げます。 また、当サイト&ブログへの転載を快く承諾していただき本当にありがとうございました。

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忍法かげろう(東考社版/再録本)

(解題)
東考社発行。 本編125ページ。 巻末の新刊広告に載っている本はすべて昭和41(1966)年に発行されたものなので、この「忍法かげろう」も同年に出版されたと考えられる。 昭和39(1964)年11月に加藤書店(青林堂)から「忍法秘話別冊」として出版された『忍法かげろう』と全く同一の内容。 加藤書店(青林堂)版では四段組だった原稿を再録するにあたって三段に組み直し、一コマ一コマを大きくブローアップしている。 そうすることで、127ページだったものが、二倍のページに増え、前後編二冊を可能とした。 貸本出版社ならではの凄い荒業だが、その代償として絵の見た目は非常に粗いものになってしまった。 再録だから、あらすじは割愛する。

続忍法かげろう(東考社版/再録本)

(解題)
東考社発行。 本編128ページ。 この「続忍法かげろう」も前編と同じく昭和41(1964)年に出版されたと考えられる。 前編同様に再録本なので、あらすじは省略する。

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【連載第71回】夜の戦鬼 

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(解題)
佐藤プロ発行。 本編92ページ。 昭和42(1967)年1月1日発行の『全国貸本新聞』第100号に掲載された新刊広告に拠ると、同年1月頃に出版された。 表題作の他に、佐藤まさあきによる「武士道無惨」(35ページ)が併載されている。 小島作品は、第一話「夜の戦鬼」と第二話「里入り忍」の二話から成り、柳生十兵衛が登場する以外、二つの話に関連性はない。 第一話「夜の戦鬼」は、講談社発行の月刊誌『ぼくら』昭和41年新年増刊号に諏訪栄名義で発表した「柳生忍群・十兵衛の目」を改題再録したものではないかと思われる。 第二話「里入り忍」が、書き下ろしなのか新作なのかは不明。 どちらの話も、過去の作品で見たようなシーンの焼き直しが目に付く。

(あらすじ)
第一話「夜の戦鬼」/とある藩に、柳生十兵衛が立ち寄った。 十兵衛の目的は、藩主が将軍家に対して謀反を企てているのを探ることだった。 それを悟った剣術指南役の井吹一剣と隠し目付の風之助は、十兵衛の真意を探りつつ、彼を倒す機会を窺うが…。
第二話「里入り忍」/父親が天草のキリシタン忍者であることを知った十吾。 死に際の父から天草四郎への密書を預かった十吾に柳生忍群が襲い掛かる。

(補足/by風かをる)
第一話は、成瀬氏の推測通り『ぼくら』掲載の「柳生忍群・十兵衛の目」を改題再録したものです。 参考のため「柳生忍群・十兵衛の目」の画像を載せておきます。 第二話に関しては似たようなストーリーはありますが、今のところ詳細は不明です。

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【連載第70回】忍鬼赤不動 

忍鬼赤不動

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(解題)
佐藤プロ発行。 本編86ページ。 昭和41(1966)年4月1日発行の『全国貸本新聞』第93号に掲載された新刊広告に拠ると、同年4月頃に出版された。 表題作の他に、鈴木洸史による「飢狼の河」(41ページ)が併載されている。 さて、この「忍鬼赤不動」も、ところどころに原稿を大きくブローアップして修正した跡があるため、前出の「忍法影一字」と同様に、書き下ろし作品ではなく、過去にどこかの雑誌に掲載された作品の再録ではないかと思われる。 だが、これに該当するオリジナル作品は何であるか、今のところ不明である。 また、この「忍鬼赤不動」は二話構成だが、第一話と第二話では、主人公が似ている以外、全く関連性がない。 火を使った忍法「赤不動」が登場するのは第一話。 この第一話には、又もや「風盗」と呼ばれる忍犬との戦いのエピソードが使用されている。 これはもはやマンネリと言わざるを得ない。 第二話は、秘巻を巡る柳生小四郎と真田忍者の死闘を描く。 第一話・第二話に共通して言えるのは、諏訪栄名義で描いたことを考慮に入れても、小島の手とは思えないほど酷く拙い絵だということ。 三洋社版『柳生忍群』第5巻と同様に、この「忍鬼赤不動」は誰か他の人物によって描かれたのではないか、と思うのだが…。

(あらすじ)
第一話/「風盗」と呼ばれる凶悪な忍者を倒す命が下った。 討伐隊の忍者は、野犬の群れとの壮絶な死闘を経て、ついに「風盗」の頭領と対峙する。
第二話/天皇より将軍家に下された秘巻を狙って、八人の真田忍者が動き出した。 秘巻を守る命令を受けた柳生小四郎は、真田忍者を迎え撃つ。

(補足/by風かをる)
第一話に関しては「A5判/柳生忍群2巻」の補足参照。 また、「忍鬼赤不動」の第二話は「剣豪画集・1」を参照してください。 基になった作品は「剣豪画集・2」に掲載された『幻法武芸帖/七人の忍者』だと思われます。 そしてこの作品は昭和37年8月15日発行の少年ブックに掲載された「忍者一番」の原稿をコマの大きさを変えたりして編集し直した再録です。 ただ、問題は「忍者一番」の作者が久慈あきらとなっていることです。 剛夕先生と久慈あきら氏の関係については、まだ整理しきれていないので改めて検証してみたいと考えています。 参考のため「忍者一番」の画像を載せておきます。

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【連載第69回】忍法 影一字 

忍法 影一字

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(解題)
佐藤プロ発行。 本編109ページ。 『書籍雑誌卸月報』昭和41(1966)年1月号掲載の新刊広告に拠ると、同年1月頃に出版された。 表題作の他に、新人・ふじ雅樹による短編時代劇「ふるえる女」(18ページ)が収録されてい。 さて、この「忍法影一字」、ところどころに原稿を大きくブローアップして修正した跡があるため、書き下ろし作品ではなく、過去にどこかの雑誌に掲載された作品の再録ではないかと思われる。 だとすれば、主人公の少年忍者の名前が「ハヤト」であることから、講談社発行の月刊誌『ぼくら』昭和39年1月号と2月号に連載された「忍者ハヤト」を改題再録したのでは、と推測される。 しかし、私は「忍者ハヤト」を残念ながら今まで読んだことがない。 したがって、これは推測の域を出ないのである。 ご存じの方はどうか御教示願いたい。 ちなみに、「忍者ハヤト」も諏訪栄名義で発表された。 肝心の内容については、過去の作品の色々な設定やエピソードを机から引き出して詰め込んだ感があり、特に新味はない。 三洋社版『柳生忍群』以来、度々好んで用いられる「風盗」と呼ばれる忍犬との戦いのエピソードが、ここでも物語のクライマックスに使われている。

(あらすじ)
伊賀の里に生まれたハヤトと猿彦は、幼い頃から兄弟同然に仲が良かった。 二人とも忍者としての素質に優れていたが、その性格は正反対で、ハヤトが何事にも情けをかけるのに対して、猿彦は目的のためなら手段を選ばぬ冷酷さを持っていた。 ある日、猿彦は掟を破って伊賀の里から抜け出した。 上忍の子であるハヤトとは違い、下忍の子であるため出世が見込めないことを不満に思ったからであった。 思い止まるようハヤトは猿彦を説得するが、猿彦は去っていった。 三年後、逞しく成長したハヤトは「風盗」と呼ばれる忍者の退治を命じられる。

(補足/by風かをる)
成瀬氏の推測の通り、「忍法 影一字」は『ぼくら』に連載された「忍者ハヤト」を改題・再録したものです。 参考のため「忍者ハヤト」の画像を掲載しておきます。

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【連載第68回】忍法かげろう(忍法秘話別冊) 

忍法かげろう(忍法秘話別冊)

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(解題)
昭和39(1964)年11月30日に加藤書店(青林堂)から発行された。 本編127ページ。 奥付に「忍びのヒデト」という全く違うタイトルが記されている通り、この『忍法かげろう』は、実は、講談社発行の月刊誌『ぼくら』昭和39年3月号~6月号に連載された「忍びのヒデト」を改題して一部加筆したものである。 ちなみに、「忍びのヒデト」も諏訪栄名義で発表された。 豊臣秀頼の遺児・秀人と柳生忍者の死闘をスピーディーに描き、かなり楽しめる作品に仕上がっている。 柳生十兵衛に命じられて秀人を付け狙う「かげろう一族」なる七人の忍者の中に、デビュー作『かげろう殺法』と長編第二作『無明逆風剣』に登場する怪剣士・左文字典嶽(この『忍法かげろう』では左文字一剣)や、長編第四作『隠密黒妖伝』に登場するみみずく老人(この『忍法かげろう』ではみみずく道人)がいるのも小島ファンにとっては嬉しい限りだ。

(あらすじ)
大坂夏の陣で豊臣家が滅亡してから十年が経ち、大阪城落城の記憶もようやく薄れたある日のこと。 南伊豆の海辺で漁に励む少年がいた。 ヒデトという名のその少年は、実は豊臣秀頼の遺児であったが、本人はその事実を知らぬまま、傳役の忍者・音十に忍法を教え込まれ、表向きは漁師の子として育てられてきたのだった。 徳川幕府がそのことに感ずかぬはずはなかった。 柳生十兵衛とその配下の忍者たちが、ヒデトと音十を襲った。 音十は殺され、ヒデトは危ういところを凄腕の浪人・青葉三十郎に助けられる。 音十を喪ったヒデトは、青葉三十郎を慕い、立派な兵法者になることを夢見て、三十郎と共に旅立つ。 豊臣方の忍者・猿八は、二人の後を追った。 そして、柳生十兵衛とその配下の忍者達もまた…。

(補足/by風かをる)
参考のため、『ぼくら』連載の「忍びのヒデト」の画像を掲載しておきます。 全く同じ原稿であることが確認できます。  『ぼくら』では終わり方が少々物足りない感じがしますが、貸本版ではその部分を加筆しています。

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【連載第67回】瘴気(忍法秘話別冊) 

諏訪栄名義 長編単行本

小島剛夕が諏訪栄の別ペンネームで発表した貸本店向けA5判単行本は、全部で七冊ある。 このうち、三冊の『忍法かげろう』は、過去に発表した作品(「忍びのヒデト」)を改題して再録したものである。 また、佐藤プロから刊行された三冊(『忍法影一字』『忍鬼赤不動』『夜の戦鬼』)も確証はないが、全て過去作品の改題再録本ではないかと考えられる。 となると、完全な書き下ろしは、「忍法秘話」の別冊として出された『瘴気』のみで、少々淋しい。 新書判コミックスの『陰に棲む者』と『ムサシ』全2巻の計三冊は、貸本漫画出版社の東考社から出されたが、貸本店向けの本とは見なさず、ここではあえて紹介しない。

瘴気(忍法秘話別冊)

(解題)
昭和39(1964)年3月1日に加藤書店(青林堂)から発行された。 本編151ページ。 暗い生い立ちの過去を持つ小野派一刀流の天才剣士・神子上鬼四郎は、師匠・小野忠明を殺された怨みから柳生一門と対立し、やがて駿河大納言・徳川忠長を巡る暗闘に巻き込まれていく。 殺伐とした剣法と忍法の相克をダイナミックかつスピーディーに描いた娯楽活劇。 天才剣士と柳生忍群の対立というお得意の題材に、一刀流の後継争いと徳川家剣術指南役推挙に関する新解釈を加えたところが、野心的である。 絵の完成度も申し分なく、小島剛夕の本領が発揮された一作。 惜しむらくは、神子上鬼四郎と柳生十兵衛の間に決着が付かず、続編が書かれなかったことだろう。

(あらすじ)
一刀流の始祖・伊藤一刀斎には、小野善鬼と神子上典膳という二人の高弟がいた。 徳川家の剣術指南役推挙を巡る二人の高弟の真剣勝負は、師・一刀斎の意外な助勢もあって、神子上典膳が勝利を収める。 一刀斎が典膳を助けた理由は、善鬼の体の中に卑しい忍者の血が流れていたからであった。 一刀流の跡を継ぎ徳川家剣術指南役となった典膳は、名を小野忠明と変え、善鬼の子・四郎を引き取って神子上鬼四郎と名付けた。 全ては、兄弟子・善鬼への償いからだった。 数十年後、小野忠明から一刀流の極意を教え込まれた神子上鬼四郎は、凄腕の剣士となっていた。 だが、師・忠明は病魔に犯されていた。 門弟の多くは、一刀流に見切りをつけ、道場を去って行った。 その中には、一刀流のライバルである柳生の門を叩く者もいた。 それを許せない鬼四郎は、かつての道場仲間を待ち伏せて一撃で斬り伏せる。 そのことが柳生一門の怒りを買い、病床にあった師・忠明は、柳生十兵衛とその配下の柳生忍群によって闇討ちに遭い殺される。 柳生の卑怯なやり方に怨みを抱いた鬼四郎は、柳生一門に果たし状を送り付ける。 こうして、神子上鬼四郎と柳生一門のいつ果てるともない死闘が始まった。

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【連載第66回】小島剛夕特集号 

小島剛夕特集号

次に紹介する五冊の本は、いずれも小島剛夕の単行本として出版された。 その中身は、書き下ろし新作一編と、過去に発表した短編一つと、そして、他の作家によるゲスト作品の計三編から成る短編集であり、長編作品の単行本ではない。 だから本来ここで紹介する必要はないのだが、誤解を避けるため、本としての紹介だけはすることにした。 掲載された小島作品の詳細については、いずれ短編作品を紹介する際にきちんと述べるので、あらすじは割愛した。 ご了承願いたい。 また、ページ数については、短編集という性格上、広告なども含めた総数を初めに記し、その後で収録された個々の作品のページ数を記した。

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◇黒百合城
(解題)
つばめ出版発行。 124ページ。 昭和38(1963)年9月頃に短編誌『怪談』の別冊として出版された。 『書籍雑誌卸月報』には同年の8月号に出版広告が載っているのを確認。 黒澤明監督の映画「蜘蛛巣城」から影響を受けた表題作「黒百合城」(51ページ)は、新作書き下ろしの中編怪談。 この他に、小島による旧作「おぼろ影」(40ページ)と、鈴木洸史によるゲスト作品「白狼の里」(40ページ)を併載。 「おぼろ影」は時代劇短編集『忍法帖』第7号(ひばり書房)に掲載されたものを再録。 鈴木洸史作品「白狼の里」が書き下ろしなのか、あるいは、過去作品の再録なのかは、今のところ不明である。

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◇笛吹川
(解題)
つばめ出版発行。 136ページ。 昭和39(1964)年2月頃に出版された。 『書籍雑誌卸月報』には同年の2月号に出版広告が載っているのを確認。 表題作の「笛吹川」(40ページ)は、短編誌『オール怪談』第6号(ひばり書房)に掲載されたものを再録。 巻頭に掲載の「紅ばらの里」(49ページ)は、新作書き下ろしで、女忍者おぼろが登場。 他にゲスト作品として、いばら美喜の「舌切り雀」(38ページ)を併載。 いばら美喜作品が新作なのか、過去作品の再録なのか不明。

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◇湯島妻恋坂
(解題)
つばめ出版発行。 136ページ。 昭和39(1964)年4月頃に出版された。 表題作の「湯島妻恋坂」(39ページ)は新作書き下ろし。 「羅生門」(52ページ)は、『怪談別冊時代特集』第5号(つばめ出版)に掲載されたものを再録。 他にゲスト作品として、いばら美喜の「指笛」(38ページ)を併載。 いばら美喜作品が新作なのか、過去作品の再録なのか不明。

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◇女忍まんだら
(解題)
つばめ出版発行。 136ページ。 昭和39(1964)年5月頃に出版された。 『書籍雑誌卸月報』には同年の4月号に出版広告が載っているのを確認。 表題作の「女忍まんだら」(67ページ)は、新作書き下ろしで、女忍者おぼろが又もや登場。 「影武者」(34ページ)は、『怪談別冊時代特集』第8号に初出掲載されたものを再録。 他にゲスト作品として、藤咲のぼる(=いばら美喜)の「惨忍」(30ページ)を併載。 藤咲作品は、『忍法帖』第4号に初出掲載されたものを再録。

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◇祇園囃子
(解題)
ひばり書房発行。 136ページ。 昭和39(1964)年7月頃に短編誌『オール怪談』の別冊として出版された。 表題作の「祇園囃子」(50ページ)は、新作書き下ろしで、新撰組隊士・沖田総司の悲恋を描いた中編。 併載の「わだつみは愛(かな)しからずや」(41ページ)は、『怪談』27号に初出掲載されたものを再録。 他にゲスト作品として、関すすむの「烏(ガラサ)」(40ページ)を収録。 関すすむの作品が新作なのか、過去作品の再録なのか不明。

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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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