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復刻作品【おぼろ忍抄(桐一葉)】 

時代劇雑誌『斬鬼』の2号が発売されました。(11月13日) 1号に掲載された【乱菊くろかみ帖】の後編が読めるはずでしたが掲載されていたのは【おぼろ忍抄(桐一葉)】でした。(汗) あわてて1号の予告編を見直した風かをるです。 さて、どのような事情があったのでしょうか。 再録作品ですから作者都合(病気等)は無いと思うのですが。 では次号に・・・と予告編を見ましたら、引き続き【おぼろ忍抄】が掲載されるようです。 何かお知らせのようなものを探しましたが見当たりません。 その代り、1号には無かった小さなお断りを見つけました。 そこには「※内容は変更になる場合があります。」と記載してありました。 残念ですが後日掲載されることを期待しましょう。

【おぼろ忍抄】(週刊漫画アクション掲載)
 「おぼろ十忍帖」に続く、女忍『おぼろ』を主人公とした作品。 
昭和43年10月24日に始まり、昭和44年10月16日までの約一年間(全22話43回)掲載されました。

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増刊ヤングキングBULL12月号『斬鬼』 【おぼろ忍抄/桐一葉】
右のカラーページは「週刊漫画アクション」掲載の扉絵。

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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2019/11/17 15:15 ]

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【連載第36回】小島剛夕長篇大ロマン24 角兵衛獅子 

24 角兵衛獅子

(解題)
つばめ出版発行。 本編161ページ。 昭和38(1963)年6月頃に出版された。 『書籍雑誌卸月報』では5月の出版予定になっている。 出来心から百両の金を盗んだために愛する少女と別れることになった少年。 再会を夢見る男女の数十年に亘る悲しい擦れ違いを、幕末から明治初期にかけての世相を織り交ぜながら走馬灯のように描いた作品。 ストーリーを詰め込みすぎた感があり、とりわけ物語終盤の黒船来航以降の展開は性急すぎて残念である。

(あらすじ)
親方の一行からはぐれてしまった角兵衛獅子の正太とお美代。 貧しいながらも仲睦まじく旅を続ける二人であったが、お美代が重い病に倒れ、宿賃や薬代に窮した正太は、出来心から百両の金を盗んでしまう。 当然のことながら、正太は捕らわれ、罰として佐渡金山へ送られてしまう。 一方、お美代は借金の形に芸妓として売られてしまうのだった。 数年後、厳しい環境の中で機会を窺っていた正太は、兄貴分の半三とともに、島抜けを試みる。 半三の犠牲によって佐渡島から抜け出せた正太。 彼はお美代との再会を夢見ながら長い月日を放浪の旅に費やすことになるのだった。

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【子連れ狼・全28巻】 劇画キングシリーズ 

スタジオシップ(小池書院)発行の【子連れ狼・全28巻】を更新いたしました。 表紙は「大五郎・百態」といったところでしょうか。 大五郎の人気のほどがよくわかります。
 (画像はサイトにてご確認ください。)
探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2019/10/15 15:28 ]

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【連載第35回】小島剛夕長篇大ロマン23 花咲ける武士道 

23 花咲ける武士道

(解題)
つばめ出版発行。 本編160ページ。 昭和38(1963)年5月頃に出版された。 『書籍雑誌卸月報』では4月の出版予定になっている。 戦国の世にそれぞれの武士道を追い求める三人の男。 そして恋に生きる二人の女。 五人の男女が織り成す愛と闘争を描いた秀作。 小島剛夕が創り出したキャラクターの代名詞的存在と言える女忍者おぼろが、「長篇大ロマン」シリーズに初登場した作品でもある。 この作品は、昭和43(1968)年に『戦国くの一帖』としてつばめ出版から改題再出版された。 また、リメイクもされ、「おぼろ十忍帖」の第十話「風とゆく武士」として、『週刊漫画アクション』昭和42(1967)年11月2日号から同年11月23日号まで全四回連載された。

(あらすじ)
浅井長政の居城・小谷城は、織田信長率いる大軍に取り囲まれ、落城寸前であった。 決戦前夜。 風代隼人は、運命に逆らわぬという己の武士道を貫くため、城内に残る決意をする。 忠義一辺倒の武骨者・武平次も城を枕に討死の覚悟。 ただ一人、立身出世を夢見る丞馬だけが逃げる気満々。 隼人は、許婚の衣香を丞馬に託して二人を城外へ逃がす。 翌日はやはり総攻撃だった。 小谷城は燃え、浅井家は滅亡した。 隼人と武平次は一か八か死中に活を求めてそれぞれ生き延びる。

女忍者おぼろに瀕死のところを救われた隼人は、忍びの里で治療を受ける。 おぼろは隼人に恋していた。 一方、衣香は小谷城から逃げる時に約束していた場所で隼人を待っていた。 そんな衣香を愛するようになる丞馬。 二人の有様を密かに垣間見た隼人は、夢を追う丞馬と死を求める自分を比べて、衣香から身を引く決意を固める。 喜ぶおぼろ。 隼人もおぼろの想いを受け止めるが、忍者にとって恋は禁物である。 それに気付いた隼人は、そっと忍びの里を去る。 恋焦がれるおぼろは後を追った。

その頃、武平次は琵琶湖周辺に出没する盗賊の頭領になっていた。 彼は隼人を捜すおぼろに出会う。 やがて武平次は知らぬうちにおぼろを愛するようになるのだった。

(補足/by風かをる)
剛夕先生は、「おぼろ」と言う名前に並々ならぬ愛情を持っていらっしゃいました。 同時期に忍者ものを多く手掛けていらした白土三平先生が「おぼろ」の名称を使わせて欲しいとお願いしたことがあったそうですが、これだけはきっぱりとお断りになったとお聞きしました。(西村つや子氏・談)

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復刻作品【土忍記】、【乱菊くろかみ帖】 

「コミック乱ツインズ」2冊と新しく発行された「斬鬼」を入手しました。 

「乱」(リイド社)には土忍記シリーズの『死剣草なぎ』、『砂塵と血風』が掲載されています。 「斬鬼」(少年画報社)は「ヤングキングBULL増刊」とあります。 2000年~2004年に発行されていた「ヤングキングSPECIAL増刊/斬鬼」の再発行と言う感じでしょうか? SPECIALにも剛夕作品が掲載されていました。

新発行の「斬鬼」には【乱菊くろかみ帖】(春雷の巻)が掲載されています。 隔月(奇数月)発行なので後編は11月13日の発行予定です。

【乱菊くろかみ帖】は長編大ロマンとして世に出ました。(サイトの「小島剛夕・レトロスペクティブ」参照) 後に、双葉社の別冊漫画アクションに(内容はほぼ同じ)、描きなおした作品が掲載されています。(ほかにもソフトカバーの単行本発行)  「斬鬼」の作品は別冊漫画アクションに描きなおした作品の再録です。

2019年9月13日発行 「斬鬼」 Vol.1 【乱菊くろかみ帖】
右のカラーページは「別冊漫画アクション」掲載の扉絵。
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2019年2月13日発行 「コミック乱 ツインズ」 【土忍記・死剣草なぎ】
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2019年3月13日発行 「コミック乱 ツインズ」 【土忍記・砂塵と血風】
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探求日誌 | TB(0) | CM(0) [ 2019/09/24 15:13 ]

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小島剛夕 ミュージアム・グッズのご紹介 

小島剛夕先生のお嬢様から『横手市増田 まんが美術館/ミュージアム・ショップ』で販売されているグッズを送っていただきました。 ポスター、ポストカード、クリアファイル、マスキングテープ等々。 原画を基に製作されたグッズは臨場感にあふれています。 特にポスターはその大きさもさることながら筆遣いの迫力に圧倒されます。 (一番目の画像でポスター、ポストカード、クリアファイルの大きさの比較ができます。) 個々の品々については元画像との比較もお楽しみいただけるよう、所有している画像と並べてみました。 

グッズの大きさの比較ができます。
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↓左側の画像がグッズです。(漫画ゴラク表紙絵ポスターは比較画像なし。)↓
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クリアファイル:沖田総司
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クリアファイル:漫画ゴラク表紙絵
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ポスター:別冊漫画アクション表紙絵
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ポスター:漫画ゴラク表紙絵
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ポストカード:子連れ狼(半畳壱畳弐合半)
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ポストカード:小学六年生(天かける竜馬)
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ポストカード:童あそび(大五郎)
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ポストカード:童あそび(かまくら)
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ポストカード:武田信玄 右はポストカードの裏面
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マスキングテープ(大五郎・百面相)
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まんが美術館では今後、小島剛夕特別展が予定されているそうなので今から楽しみにしている風かをるです。
※サイトの更新も済ませました。 サイトにもぜひお立ち寄りください。
閑話 | TB(0) | CM(0) [ 2019/09/18 21:00 ]

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【連載第34回】小島剛夕長篇大ロマン22 緋ざくら駕篭  

(解題)
つばめ出版発行。 本編160ページ。 昭和38(1963)年4月頃に出版された。 『書籍雑誌卸月報』では3月の出版予定になっている。 三上於莵吉の名作時代小説「雪之丞変化(ゆきのじょうへんげ)」が元ネタであることは一目瞭然。 さらに、この『緋ざくら駕篭』が出される直前の昭和38年1月13日に公開された市川崑監督・長谷川一夫主演の映画「雪之丞変化」からのパクリと思われるシーンもある。 原作小説を自由に換骨奪胎するにあたって、権力者に対抗する主人公の動機が、原作では家族を殺された恨みと復讐心であったのに対し、『緋ざくら駕篭』では苦境に立たされている恩人への義理に変更されている。 そのため、物語の必然性がやや弱い印象であるのは否めない。 なお、この作品は、後年改題され『お役者変化』としてつばめ出版から再版された。

(あらすじ)
上方で人気を博した名女形中村千之助は、江戸興業のための東下りの道中で、幕閣で権勢を誇る石島嶽翁の一行に出会う。 その中の「姫」と呼ばれた嶽翁の養女・糸路もまた千之助を見て幼馴染みのことを思い出していた。 千之助達が泊まる宿屋に来島藩の重臣今出が訪ねてきた。 今出は千之助にとって大恩人であった。 折しも、来島藩には存亡に関わる一大事が起きていた。 来島藩は、石島嶽翁を通じて特産物運搬のための巨船の建造を公儀に願い出たはずであったが、その申請を嶽翁が握り潰したために、改易の窮地に陥っていた。 疑いを晴らすには申請書を取り戻すしか法は無い。 大の芝居好きである嶽翁から隙を見て申請書を奪って欲しいと恩人から頼まれ、千之助は快諾する。 目的達成のため、千之助は幼馴染みに瓜二つの糸路姫に近付くが…。

(補足/by風かをる)
この作品は「雪之丞変化」と「男の花道」という二作品を下敷きにしています。 歌舞伎関連の作品でそれぞれが何回か映画化され、好評を得ています。 一作品で十分見所があるので、一冊の本に納めるには少々無理があったかなと言う感じがします。 簡単に言えば「雪之丞変化」は復讐話、「男の花道」は男の友情話です。 それぞれの作品の山場を外したため物足りなく感じてしまうのかもしれません。

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 プロフィール

風かをる

Author:風かをる
その旅は昔々店じまいをした貸本屋さんから譲っていただいた数冊の「長篇大ロマン」から始まりました。
小島剛夕作品に魅せられてン十年。果てしない探求の旅が続いています。

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